中学受験偏差値60の壁は高いです。
大学受験でも偏差値60を超えると医学部とか旧帝大などの上位層の学校が並んでくるのと同じで、中学受験でも偏差値60を超えると上位層の学校が並び始めます。
偏差値60というのは受験する子の集団の中でだいたい上位15%に入らないと取れない偏差値なので、35人クラスなら5番以内、1学年200人なら30番以内に入れば偏差値60に。
テストでいうと、1教科ごとに平均点より10点~20点くらい上を取っていれば偏差値60に食い込んでくるのではないでしょうか。
これはなかなか大変なことです。
でも偏差値60を超えると明るい未来が見えてきますし、中学受験に対して気持ちが楽になってくるのも事実。
せっかく中学受験をするなら偏差値60を超えて楽しく受験したいですよね。
この記事では中学受験偏差値60の壁を超える方法について詳しく説明していきます。
Contents
中学受験偏差値60を超えるには
中学受験偏差値60の壁を超えるには
- 小3の間に中学受験の準備をする
- 小4で偏差値60を目指す
- 小5・小6で家庭教師をつける・ダブルスクールに通う
中学受験偏差値60の壁を超えるには、入念な準備期間が必要です。
もし準備をしてこなかった人は専門家からテクニックを学ぶことが近道になります。
小3の間に中学受験の準備をする
小3と書きましたが、早い人は小1から準備をしているのが中学受験界隈です。
とくに算数に重点を置いて準備をします。
小4の最初の段階で「式の決まり複雑バージョン」から始まるところを見ても、小3までに小学校では小4の2学期以降に習うはずの「式の決まり」の基本をやっておかないと厳しいスタートになります。
早めに出てくる植木算も、掛け算や割り算が使いこなせないと、やり方が分かっても二けたの割り算ができなくて止まったりしてしまいますし、
等差数列なども同様に大きな数の掛け算ができないから答えが出ない何てこともありえます。
早めに準備しておくことで、計算で引っかかってモチベーションが下がってしまうというトラブルを防ぐことができます。
その結果、スムーズに進められるのと小さい時からついた勉強癖の二つの相乗効果で、偏差値60の壁を楽々と越えられることになるんです。
小4で偏差値60を目指す
今は偏差値40台でも頑張ってコツコツ勉強していけばきっと成績が上がるはず・・・と思っていませんか?
ある程度間違いではないんですが、中学受験では徐々に成績を上げて抜かすというのは結構難しいです。
小3までに準備をしてきた子がすでに偏差値60台を取っていて、なおかつ小さいころからついている勉強癖というか、勉強と遊びがごっちゃになっているような子たちを簡単に抜かせるわけがないからです。
もし偏差値60の壁を超えたところにある学校を目指したいのなら、基本をなぞっている小4のうちに偏差値60になれるようにしましょう。
応用問題が出てきたら基本がわかっていないのか応用だからできないのか、ちょっとわからない感じになってきたりするので
小4の基本をしっかり押さえておくと安定して偏差値60を超えられるようになるでしょう。
とはいえ、まだ小学生の子供なので気分やモチベーションによって成績は上下してしまいますが、どちらにせよ最初が肝心です。
なかなか偏差値60にも届かない場合は早め早めに対策することをお勧めします。
スポンサーリンク小5・小6で家庭教師をつける・ダブルスクールに通う
小5の段階で偏差値60の壁を超えていない場合、あとちょっとなのにという子が多いはず。
あとちょっとの場合は家庭教師や個別指導塾でちょっとした勉強の仕方や進め方のアドバイスをもらえると、ぐんと成績が上がります。
これまでのやり方がちょっとまずいというか、中学受験に勝つためのテクニックがまだ見つけられていない状態だと思うので、マンツーマンで見てもらって
- どこを重点的にやればいいのか
- モチベーションを保つ方法
- 家庭での子供へのかかわり方
など、アドバイスをもらった方が早く成績が上がります。
ちょっとアドバイスをもらったりちょっと手助けしてもらうだけで、これまでいくら努力しても上がらなかった成績がひょいっと上がることも珍しくありません。
中学受験は努力というよりはテクニックを見つけることが勝負の分かれ目だったりするので、偏差値60の壁で伸び悩んでいる人はマンツーマンレッスンがおすすめです。
家庭教師と聞くと値段も高いし継続してお願いしないといけないし、大学生が家に来るというイメージかもしれませんが、最近ではネット授業の単発でも依頼できます。
単発の場合はこの単元を教えてほしいなどのお願いになると思いますが、できない箇所を見てもらってできない根本的な原因がどこにあるのか?を教えてもらうだけでもかなり学習法が変わってきますよね。
塾の先生は全体を見ていますし、この子はなんでできるんだろう?この子はなんでできないんだろう?といった深いところまで考えている先生は少ないです。
家庭教師の先生は1人1人に向き合ってお仕事されているので、1人1人のことをよく見て分析してくれます。
偏差値60の壁を超えるなら、1度、プロの家庭教師の先生の指導を受けてみてはいかがでしょうか。
オンライン家庭教師は無料の資料請求もできますし、無料体験レッスンもできます。
こちらの記事では中学受験におすすめのオンライン家庭教師をご紹介しています。
→【中学受験】オンライン家庭教師のおすすめTOP3 やる気をアップさせてくれる先生はここにいる
スポンサーリンク中学受験偏差値60以上を算数でとる方法
中学受験偏差値60以上を算数でとるには、基本を押さえたうえで応用問題が少し解けるようになりましょうと、いろんなところでいわれているんですけど、
小5や小6の最初のうちに計算日記や基礎トレで出題される問題がちゃんとできるようになれば偏差値60以上になれます。
なんども計算日記や基礎トレなどの基本問題集を繰り返して100点取れるまでやったら算数の偏差値60の壁を超えることはできますが
何度やっても100点にならない、できないのはわかるけど何ができないかわからないという方はもう少し基礎からやってみましょう。
基本問題集の学年を1年戻してみてください。
小学4年生なら受験前の基本を固めるために多くの子が使っているこの問題集もおすすめです。
中学受験偏差値60の壁ははるか高い プロの家庭教師に依頼してみよう
もともと中学受験をする気はなかったけど、周りの話を聞いているうちに中学受験いいなと思ったおうちの子は、準備が足りない傾向にあります。
その場合、スタートの段階で差がつけられているので中学受験偏差値60の壁を超えることはかなり難しくて、やってもやっても上がらない状態になりがちです。
親子で方法を模索しながらコツコツ努力をして成績を上げていくのも1つの方法ではあるんですが、プロの家庭教師の先生は
この場合にはこの問題集でこれをやる
という、ノウハウが蓄積されているので、方法を模索する時間を短縮できますし、直線的に成果の出やすい方法を子供の正確に合わせた形で提案してくれます。
中学受験ってこちらが思うよりも時間がなくてすぐに本番を迎えてしまいます。
もう少しがんばったら偏差値60の壁を越えられるかな?なんて言っているうちに、なかなか越えられないままに小6の夏を迎えてしまうかもしれません。
偏差値60の壁を越えようと思うなら、早めにプロの手を借りてみてくださいね。
オンライン家庭教師はあまりメジャーではありませんが、
- 単発での依頼も受けてくれること
- 時間の融通が利くこと
- 対面と同じくらいのパフォーマンスなのに値段が安いこと
- 元大手学習塾講師だった先生がたくさん在籍していること
などのメリットもたくさんあります。
偏差値60の壁をなかなか越えられなくて悩んでいる方は、一度、無料の資料請求や無料の体験授業でどんなところが足りないのかを聞いてみることをおすすめします。
中学受験を見てもらえるプロのオンライン家庭教師はまだ少ないので、こちらのページにまとめています。
→【中学受験】オンライン家庭教師のおすすめTOP3 やる気をアップさせてくれる先生はここにいる
偏差値60の壁は、早めに超えておくことが大事ですよ。
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