中学受験なんて親のエゴだ。
まだ小学生なのに夜まで毎日毎日友達とも遊ばずに勉強させられて子供がかわいそう。
中学校なんてまだ義務教育なのにわざわざ私立に行かせるなんてお金持ち自慢したいだけ。
中学受験は親のエゴでしかない。
セレブな家庭に生まれた子供はかわいそう。
こんな声にくじけそうになっていませんか?
なぜ中学受験を選んだのか、視野に入れて考えたのかもう一度よく考えてみてください。
本当に親のエゴ、親の見栄だけのために中学受験を選びましたか?
Contents
中学受験は親のエゴという人は中学受験を視野に入れたことが無い人
うちの子も中学受験させようかな・・・1ミリでもそう考えたことのある人は中学受験が親のエゴだなんて思わないはずです。
でも
「中学受験?私立中学ってあんたいくらかかると思ってるの?うちはそんなセレブな家庭ではありません。中学なんて公立で十分。義務教育なんだし。」
という考え方の人の方が世の中には多いんです。
また
「私立中学なんてあんなボンボンでちょっと変わり者の集団。あんな結束して固まって何が面白いんだか。」
と思っている人も多いです。
(地方の公立高校から私立中高一貫学閥のある会社に入った男の人に多いかも)
(すべて私の偏見ですけどね)
そういう人から見ると、『中学受験=お金かかる=お金持ち自慢=はいはいセレブさん』という構図になってしまうようです。
妬みとかそういうんじゃないけど。
たぶん中学受験ママの殺伐とした雰囲気とか、オブラートに包んで隠そうとする雰囲気とか、子供が妙に大人っぽいことを言うのとか。
そういうのを見て「うわー無理だわー」「なんか気持ち悪い」って思っちゃう。
お金持ちは違いますねぇ。
なんて思っちゃう。
もっと言うと、
「私立中学なんてあんなに教育課金してるのに、あいつは俺より下の大学に行ったんだよな。中学受験なんて何の意味があるの?」
と思ったりしてる人もいっぱいいます。
そんな人たちから、中学受験は親のエゴと言われてるんです。
でも違いますよね。
中学受験はたとえ親のエゴから始まっていたとしても、親のエゴだけで乗り越えられるものではありません。
それは体験した人にしか分からないし、自分が公立出身だったらなおさら、私立中学に入れて良かった、こんなに手厚いんだ、と感じる人だって多いんです。
公立しか知らない人、私立しか知らない人がなんだかんだという場ではないんです。
親のなぞった道を子供は歩みます。
自分が失敗して嫌だったこと、後悔したことを子供にさせたくないという気持ちは親なら当然です。
それが親のエゴだと言われるなら、はい、エゴで結構。
言いたいやつには言わせておきましょう。
スポンサーリンク中学受験は子どもがかわいそうって言う人は
中学受験って子どもがかわいそうに見えるんですよね。
塾弁とか毎週の組み分けテストとか、その点数で一喜一憂する様子とか。
でもね、中学受験は子どもがかわいそうとか言っている人ほど、裏で高校受験のための勉強を始めているんです。
ご両親のどちらかが高学歴だけどあえて公立を選ぼうとしている人(野心家なちょっときつかったりKYな性格)とか結構しれっと「私立なんて・・・」と言ってくるので怖いです。
突然言われるとびっくりしますしね。
もしくは、ご自身が勉強嫌いだったから心底「勉強ばっかりでかわいそう」って思っている人もいます。
このタイプの人は嫌味が無いので話が続けやすいし、そういう方はお子さんに特技がある場合が多いのでほめておけばOK。
でも私達親が、「自分の子供はかわいそう」と思ってしまうほど勉強させているのであれば、ちょっと考え直してみましょう。
かわいそうと思ってしまうのは、お子さんが勉強を楽しめていないからです。
よくできる子や日本トップレベルに合格してしまう子は、日によってモチベーションの上下はあっても、基本的に勉強はそんなに嫌いじゃないし、むしろ楽しいと思っている子もいます。
サッカーが好き、ピアノが好きと同じように学ぶことが好きなんです。
そういう子と戦うために本人がすごく嫌がっているのに勉強させていたり、成績が上がらないから塾を増やしていたりするなら、ちょっと考え直してみましょう。
私は中学受験にゆるく挑戦するのは悪いことじゃないと考えています。
興味もないことを延々とさせられることほど嫌なことってありません。
親の私達から見て「この子、中学受験でこんなに勉強させられてかわいそうだな」と思うのなら、中学受験にガチで挑戦するのではなくて、ゆるく挑戦する方向にシフトしてみてはどうでしょうか?
中学受験は親のエゴなんかじゃない 子供もかわいそうじゃない
中学受験は親のエゴじゃありません。
子どももかわいそうじゃないんです。
中学受験をする子の中には
- 今の環境から離れたい
- 穏やかな環境で過ごしたい
- 中高の間はプロを目指して習い事に集中したい
こんな理由で中学受験を選んでいる子もいるからです。
今の環境から離れたい
今の環境から離れたい子が中学受験を選択するのは正しいことです。
お金が無いから、みんな公立に行ってがんばってるんだからそんな私立に行くなんて逃げだ甘えだと思うのなら、それはちょっと考え直してほしいです。
自分を認めてくれる友人に出会えることこそ、思春期には一番大切なことだし、それが一生の財産になるのではないでしょうか。
穏やかな環境で過ごしたい
公立には良くも悪くもいろんな子がいます。
強く生きていける子はその中でもたくましく生きていけます。
でもそうじゃない子もいますよね。
私立に行ってもいじめっ子はいると言われますが、程度の差ってものがあります。
中学受験を経験した子は内申点を気にしたり先生からの評価を気にする子が多いので、大勢が加担するいじめにつながりにくい特徴はあるんじゃないかなと感じています。
公立では見過ごされがちな、いじめる側の子をきちんと特定していじめる側の子のカウンセリング等もしてくれる学校が多いようにも感じています。
現に親の呼び出し回数がかなり多いのも私立の特徴で、何かあったらすぐに呼び出されます。
小学校の時には気づかなかった我が子の一面に気付いてしまうのも私立中学の特徴かもしれません。
だから、私立ならお願いしておけば先生がよく見ていてくれるし配慮もしてもらえるので、全部とは言いませんが公立よりは安心感があります。
中高の間はプロを目指して習い事に集中したい
小学生のうちになんらかの実績を持っている子は、さらに上を目指すために中学受験で中高一貫を目指す子もいます。
途中で留学して戻ってくるなら、私立の方が友達も変わらないし受験も無くて良いからと思う子もいるようです。
普通はこういうちょっとみんなから抜きんでている子は妬みの対象になりやすいんですが、こういう『すごい子』が多く在籍している中高一貫校に行けば先生方も慣れているので上手に対処してもらえます。
せっかくもった才能をしょうもないことでつぶされたくはないし、高校受験に割く時間を練習に当てられるので一石二鳥なんですね。
スポンサーリンク中学受験は親のエゴで子供がかわいそうなんて言う言葉は無視していい
中学受験なんて親のエゴだし子供がかわいそうよなんて言ってくる人は、中学受験なんて最初から頭にない人ばかりなので気にしないようにしましょう。
人生はそうあるべくしてそうなっているので、今やっていることに意味のないことなんて全くありません。
きっと将来、あの時中学受験を選んでよかったと思えるはず。
少なくとも私はそう思えたので、中学受験をしようと決めたなら自信を持って続けて行ってほしいなと思っています。
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