中学受験の勉強を父親が教えることができる家は、母親だけが教える家よりも成功率が上がります。
母親だけが教える家は子育てや家事が母親に偏っている場合が多いので、なかなか中学受験生の勉強を見る時間が割けません。
父親が教える家は母親が忙しくしている間、父親が勉強を見てくれます。
つまりは中学受験の勉強を父親が教える家=家のことをよくしてくれる父親なので、成功率が上がるんです。
中学受験 父親が教える家=子育ての上手なお父さん
中学受験の勉強を父親が教える家には子育ての上手なお父さんがいます。
中学受験を経験した父親でも経験のない父親でも、中学受験の勉強を教えることを面倒だと言って嫌がる人は多いです。
そういう人に限って、「勉強は1人でするもんだ」とか正論ぶったことを言って自分に矛先が向かないようにします。
こちらが引きさがって引き受けてくれたとしても、中学受験の勉強を見ることを嫌がる父親は勉強を見るのではなく「勉強しろ」と叱ったり、成績表を見て「なんでできないんだ」と言ったり、結果に対してきつく言うだけで何も面倒を見ません。
でもそれだけで中学受験に参加している気分になっているので不思議なものです。
逆に中学受験を経験したという自負のある父親や、公立一本だったけどずっとトップだったという自負のある父親は、子どもに自分の成功体験を教えてあげようという熱すぎる気持ちを押し付けてしまうことがあります。
教えるつもりが子どもと自分との競争になって、当時の自分と比べたような気持になって何でできないんだとなじったり。
父親自身がまだ10歳そこらの子どもと同じ土俵に乗ってしまうんです。
ここが結構な落とし穴で、賢いし、よく見てくれていそうな雰囲気だったとしても、子育ての下手なお父さんには中学受験の勉強を見ることはできません。
見てくれればすごく助かるんですが、現実はそうはいかない。
もっと未来になれば日本も国民性が代わって父親が勉強を熱心に見る世の中になるのかもしれませんが、今の日本ではそういう父親は少数派です。
逆にこういうことが無く、しっかりと中学受験の勉強を本当の意味で見てくれる、教えてくれる父親がいる家庭では、中学受験は間違いなく成功します。
スポンサーリンク中学受験の勉強を父親が教える方法
どうやって父親が中学受験の勉強を教えればいいんだと調べている方もいるでしょう。
中学受験の勉強は、父親にかぎらず親が教える必要はないとよくネットで見かけますし、塾の先生にも言われます。
でも家で分からない問題がすぐに解決できる子と、そうでない子を比べると、家で分からない問題がすぐに解決できる子の方が成績が良いことの方が多いです。
何も知らないまっさらな状態から親が教えるのはちょっとナンセンスだと私も思いますが、宿題が分からない、問題集が解けないと言った時、ちょっとヒントくらいを出せる親の方が絶対有利なんです。
父親の出身校を息子が目指している、母親には中学受験の経験が無いが父親にはあると言った場合、中学受験の勉強を父親が教える場面も出てくると思います。
そんな時は、教えるという姿勢を一度無くして、自分の子がどこが苦手なのかを分析してみてください。
そして
- 問題を声に出して読んであげる
- 解説を声に出して読んであげる
- 例題を探して見せる
- 公式をテキストから探して見せる
- 解いたことのある類題を探してどうやって解いたんだっけ?と声をかける
- これは相似にならないか?などヒントを出す
間違っても「何で分からないんだ!習っただろう!?考えろ!」と、やってはいけません。
子どもの中学受験勉強は、会社の仕事とは違います。
そこをはき違えないように、ストレスを子供にぶつけないように冷静に見ることができれば完璧です。
公立一本でがんばってきた方には中学受験と高校受験の違いを知ってもらえると嬉しいです。
中学受験 父親が熱心すぎて怒るのは弊害しかない
中学受験で父親が熱心すぎるあまり怒ってしまうのは弊害しかありません。
父親は母親と違って、怒った後にフォローを入れる人が少ないからです。
叱った後で抱きしめたりほめたりしないので、飴と鞭にならないんです。
そうなると、大きくなっても父親の顔色をうかがう子になったり、怒鳴られるのが怖いから勉強していたなど、心に傷を残すことになります。
また家庭の中で父親の意見を尊重する母親も多いので、中学受験の方向性自体が迷走してしまうことも。
そうなると、うまく導けば合格できたであろう中学校の合格すら取り逃がしてしまう事態にもつながります。
そのあたりは塾の先生の意見を取り入れつつ、母親と伴走しつつ、子どもの様子をしっかり観察して進めていかなくてはいけません。
せっかくの子どもとの思い出を中学受験ごときで汚す必要はありません。
我を失うほどの熱心さが出てきてしまうのなら、父親が勉強を見るという理想の形は一度捨ててください。
「中学受験は母親の狂気と父親の財力だ」と言われているように、父親がしっかり稼いで母親がしっかり見ている家も多いんです。
むしろ専業主婦家庭の方が多いと言われているくらいです。
ですから子供の勉強を冷静に見れなくなったり、模試の成績を見て瞬間湯沸かし器のように腹が立つようになってしまったら、一度、距離を置くために離れてください。
お子さんは父親の人生を繰り返しているわけではありません。
別の人格で別の人生を歩むことがあることを忘れないでください。
どんな形がいいのか家族で一生懸命考えてみてくださいね。
GIQ子ども能力遺伝子検査では、お子様が生まれながらに持っている能力を遺伝子から解析します。
検査をすることによってまだ開花されていない能力や、親でも気が付いていない能力に気づくことができます。
中学生・高校生はこれからの進路選びに迷う時期で、数学が得意だから理系、数学が嫌いだから文系という安易な選び方をしてしまう子も多いんです。
でもそれだと、本当にやりたいことが見つからないまま進路選択をしてしまい、高3になってやっぱり文系が良かった、やっぱり理系が良かった、芸術系を諦めたことを後悔しているなど、進路選択に迷いが出てくることもあります。
自分ってどんな人なの?を理解する手がかりとして、GIQ子ども能力遺伝子検査を試してみませんか?
検査は家で簡単にできます。
届いた検査キットについている綿棒で口の中をこすり、それを送り返すだけ。
30日から60日で結果が出ます。
プロによる学習向上アドバイスもついていますので、とても参考になりますよ。