この記事は中学受験を諦めて高校受験に切り替える=高校受験で難関校を目指すということを前提でお話していきます。
中学受験を諦めて高校受験に切り替える選択をしようかなと考えているのはなぜですか?
中学受験は親の戦いとも言われているので、途中で投げ出したくなったり負けそうになったりすることもあります。
またお子さん自身にやる気が見られず、成績も伸びず、この子は中学受験に向いて無さそうだから高校受験にしようかな・・・と思ってしまうことも。
でもそもそもなぜ中学受験をしてみようと思ったのか、そして今回、中学受験を諦めて高校受験に切り替える決心をしようとしているのはなぜなのか。
よく考えて気持ちを整理してみましょう。
Contents
中学受験を諦めて高校受験に切り替える理由は?
中学受験を諦めて高校受験に切り替える理由は何ですか?
- 習い事を優先したいから
- 成績が伸びないから
- 想像以上に大変だったから
- お友達に影響されて中学受験したいって言っただけで本当はそこまで強い気持ちはないから
- 親のサポートが限界だから
- 想像以上に私立の学費が高いことを知ってしまったから
いろんな理由があると思います。
せっかく乗り掛かった舟ではありますが、仕方ない理由も中にはありますよね。
- 想像以上に大変だったから
- 親のサポートが限界
- 想像以上に私立の学費が高い
これらは親のサポートの一部を外注したり、学費は援助のこととか働き方を変えることで何とかなることもありますが、みんながみんなうまくいくわけではありません。
それぞれの家庭の事情があるので、この3つの場合は今回は置いておきます。
でももし高校受験の方が中学受験より楽だろうと考えての選択ならこの記事も参考にして欲しいです。
その他の理由について、考えを整理していきましょう。
習い事を優先したいから
中学受験をして私立に行くと、高校受験がないから中学3年間は習い事に専念できるという大きなメリットがあります。
また大会に出たりするための欠席など都合をつけてもらいやすいです。
でも習い事の練習と中学受験の勉強とを両立できない悩みとの戦いになりがちなんですよね。
中学校としても学内から素晴らしいプレイヤーが誕生してくれることは願ってもない実績になりますから、私立ならかなりの好待遇で入学させてくれるはずです。
もし中学受験の勉強と習い事が両立できないのなら、習い事の先生に中学受験の勉強の進め方についてアドバイスはもらえないでしょうか。
実績のある習い事の教室なら、過去に何人も中学受験をしているお子さんがいるはず。
その方を紹介してもらってもいいし、その方々が行っていた塾を教えてもらってもいいと思います。
みんなそれなりに同じ苦労をしてきているはずなので、誰か先輩に話を聞ける環境を整えてみてください。
習い事に専念したいからこその私立中学だと私は思います。
これから先、留学という選択があったとしたら公立よりは私立の方が断然情報量が多いですし、姉妹校もあるかもしれません。
習い事を極めたいなら中学受験は諦めないでください。
習い事との両立なら家庭教師を利用する方法もありますよ。
スポンサーリンク成績が伸びないから
成績が伸びないから中学受験を諦めて高校受験に切り替えるというのは私は反対です。
お子さんに劣等感を植え付けることになってしまうからです。
思春期は今よりもっと勉強しなくなると思っておいて間違いありませんよ。
成績が伸びないなら伸びない原因を探してみましょう。
塾はお子さんに合っていますか?
塾の先生や授業の進め方とお子さんの性格との一致不一致は劇的に成績に反映されるものです。
まずは塾を見直してみてください。
家での勉強のサポートはできていますか?
中学受験は塾に行っているだけで成績が伸びるものではありません。
家でしっかり勉強しないとついていけないものです。
家でも勉強するように働きかけができていますか?
社会や理科の暗記をしっかりやっていますか?
国語の文章問題を最初からぜんぶ読んだりしていませんか?
算数は難しくてお母さんやお父さんには教えられないかもしれませんが、他の3教科ならしっかり見てあげられるはず。
勉強の仕方が分かっていないだけかもしれないので、横について一緒にみてあげてください。
暗記科目と漢字をしっかりやるだけでも成績は伸びてきます。
頑張ってみてください。
志望校を見直してみて
偏差値70だけが私立中学ではありません。
偏差値50の中学校だって、高校受験になると偏差値60以上の難関校に変身するんですよ。
もしレベルの高すぎる学校を目指しているなら、志望校をみなおしてみるのも1つの方法です。
スポンサーリンクお友達に影響されて中学受験したいと言い出しただけだったから
親子共に、こんなの聞いてない、こんなはずじゃなかった、こんなの子どもとしてありえない、異常だ!と感じたなら、高校受験に切り替えましょう。
中学受験をする人は、高校受験より中学受験の方が・・・といろんなことを言うもんなんですが、全国的には高校受験の方がむしろスタンダードです。
高校受験の何が悪いんだ、というところ。
うちの子は中学受験しましたが、中学校しかないので高校受験もします。
私自身が中学受験して中高一貫校へ行き、見事に中だるみで中学の勉強がおざなりになっていたという過去が。
その分、高校受験でしっかり勉強するのもありだなと子どもを見て感じます。
でも高校受験をするにしても小学校の間に勉強をする癖をつける、小学校の勉強を理解しておくことは大切です。
小学校のうちに勉強しておかないと、中学校に入っていきなり成績が上がるわけないし、いきなり勉強するようにもなりません。
もし中学受験から高校受験に切り替えるとしても、小学校のうちから高校受験に向けての勉強はしておきましょう。
スポンサーリンク中学受験を諦めて高校受験に切り替えるなら今すぐ勉強を始めよう
改めて、この記事は中学受験を諦めて高校受験に切り替える=高校受験で難関校を目指すということを前提でお話しています。
なぜ中学受験が大学受験に強いと言われるかというと、小学校のうちからしっかり勉強をして知識をつけているからです。
同じように高校受験に向けて小学校のうちから知識をつけておけば、高校受験に切り替えても中学受験組に負けないくらいの学力をつけることは可能です。
大学受験では、中学受験組も高校受験組も、同じ土俵に立って戦うわけです。
そう考えると、中学受験という厳しい戦いには挑まないけど大学受験は諦めていないということなら、小学生の今から準備を始めましょう。
でも中学受験のようにおかしいくらいハイレベルの問題に特化して学習する必要はなくて、教科書をちょっと超えたレベルでOKです。
また高校受験に向けて頑張るということは全教科頑張るということになります。
高校受験で重要視されるのは内申点です。
だから数国理社英の5教科だけじゃなくて、音楽、体育、美術、技術家庭の4教科も良い点数を取らなくてはいけません。
もし体育が苦手なら体力をつける、音楽が苦手ならリコーダーを練習する、美術が苦手なら絵や工作を習ってみる、そういった努力も必要です。
小学校の間にちょっとしたサポートをしつつ、習い事なども利用しつつ、中学校で内申点が取れるように対策をして行くことをおすすめします。
また、もしかすると中学受験を諦めきれなかったときのために中堅校くらいは受けられるように勉強しておきたいと思うなら、私はZ会の通信教育 小学生コース 中学受験コースのハイレベルコースをおすすめしています。
ハイレベルコースなら偏差値50~55くらいの中堅校なら受験できるくらいの学力も付きます。
それが自動的に高校受験への糧にもなります。
さらにZ会小学生コースなら英語も学習できるので、高校受験に向けての準備が着実にできるようになっているからです。
いくら中学受験を諦めると言っても、全てを諦めるわけではありませんよね。
ぜひこの機会にZ会小学生コースハイレベルを始めてみてください。
これで中学受験もできるの?そんなにレベルが高いの?と不安になると思います。
始める前に資料請求をして問題のレベルを確かめてみてください。
手に取って安心して始めることがお子さんを信じることにもつながると思いますし、今後の選択肢を増やす事にもなると思います。
公式HPから資料請求してみましょう→Z会の通信教育 小学生コース 中学受験コース
スポンサーリンク中学受験を諦めて高校受験に切り替えるなら前向きな理由で
中学受験を諦めて高校受験に切り替えるとしても、後から「やっぱり中学受験すればよかったかな」とぶれるような切り替え方だけはしないようにしましょう。
中学受験を諦めたら後悔するかもしれないと思うなら、中学受験を駆け抜けて合否が出た後で決めてもいいと思います。
中学受験を諦めるということは、習い事を途中でやめるのと同じような劣等感を背負ってしまうこともあります。
あとからお子さんが後悔しないように、十分考えて決めてあげてくださいね。
GIQ子ども能力遺伝子検査では、お子様が生まれながらに持っている能力を遺伝子から解析します。
検査をすることによってまだ開花されていない能力や、親でも気が付いていない能力に気づくことができます。
中学生・高校生はこれからの進路選びに迷う時期で、数学が得意だから理系、数学が嫌いだから文系という安易な選び方をしてしまう子も多いんです。
でもそれだと、本当にやりたいことが見つからないまま進路選択をしてしまい、高3になってやっぱり文系が良かった、やっぱり理系が良かった、芸術系を諦めたことを後悔しているなど、進路選択に迷いが出てくることもあります。
自分ってどんな人なの?を理解する手がかりとして、GIQ子ども能力遺伝子検査を試してみませんか?
検査は家で簡単にできます。
届いた検査キットについている綿棒で口の中をこすり、それを送り返すだけ。
30日から60日で結果が出ます。
プロによる学習向上アドバイスもついていますので、とても参考になりますよ。