中学受験の偏差値から伸びしろを探していくよ
中学受験ではたびたび模試を受けますよね。
その模試で出た偏差値と合格判定を見て一喜一憂してしまうのが親心というものですが、一喜一憂して終わるだけでは損をしているんです。
伸びしろは得点率や全体の正答率のところからも判断していくよ!
伸びしろの探し方は
- 偏差値を見て得意・不得意科目を把握
- 項目別得点率を把握
- 全体の正答率とお子さんの解答を比較
この順番でやっていきます。
そして偏差値から見た伸びしろを把握して戦略的な努力ができた人は、すべての総復習に入る6年生からぐんと伸びる子へと育っていきます。
Contents
中学受験 偏差値から見る伸びしろの探し方
まずは偏差値の高いものは得意科目、低いものは不得意科目ということはわかると思います。
さらに、科目別のこういった正答率のグラフを見ていきます。
これはある模試の算数の正答率が書いてあるグラフです。(地方在住なので見たことない用紙かもしれません)
一見、大問2の倍数と約数のところが9点しか取れていないのでできなかったように見えますが、正答率を見てみると大問3の図形のところの方が点数を落としていることが分かります。
ここで、じゃあ図形の問題を重点的に!と思う前に、もう一つ。
模試の裏面などにこんなグラフがあります。
これを見て、図形で何を間違えたのかを見てみると(ちょっと写真が切れてますが)
- 容積
- 四角形の面積
- 深さ
を間違えていることが分かります。
でも全体の正答率を見ると、それぞれ25%、18%、4%なので、そんなにみんなができる問題ではないんだなということが分かります。
でも25%の問題が解ければ偏差値60に食い込めそうなので、この問題は落とさない方がよかったな?と。
大問2で間違えた問題は、正答率が63%なのでこっちの問題はできた方がよかった問題です。
つまり、この模試で分かった伸びしろは『単位変換』と、『容積』ということが分かりました。
伸びしろが分かったら、この問題を対策していきます。
対策は塾で使っているテキストを基本から復習していきましょう。
スポンサーリンク中学受験偏差値を10上げるには伸びしろに絞って学習する
中学受験偏差値を10上げるには
- 苦手教科をつぶしていく方法
- 得意科目の苦手をつぶしていく方法
この2つの方法があります。
たぶん、得意科目の苦手をつぶす方が簡単だし、やる気も出やすいと思うんですが、伸びしろを考えると苦手教科をつぶしていく方法の方が点数は上がりやすいです。
そして勉強が積み重ねであることから考えると、苦手教科からつぶしていった方があとあと楽になります。
苦手教科ってなかなかやる気も出ないし大変なんですけど、そこはうまくモチベーションをあげて学習してみてほしいなと思います。
中学受験で6年生から伸びる子は伸びしろを分析して学習している
中学受験で6年生から急に成績が伸びる子というのは、たしかに本人のやる気が出てきたという部分も大きいんですけど、小4、小5のうちに苦手をつぶす学習をしていたからと私は思っています。
予習型でどんどん学習をしていく子は、模試の成績やクラス分けテストにダイレクトに点数が出るので勉強ができる子として見えやすいんですけど、
復習型で模試の後に苦手をどんどんつぶしていく子は、テストに結果として出にくいのでなかなかできる子という認識をされにくい傾向があります。
でも模試の偏差値にとらわれることなく、ちゃんとできなかったところの苦手をつぶして、次に出てきたときには解けるようにと学習を進めている子は
総復習に入った段階、つまり小学6年生で成績が爆上がりしてきます。
小5の後半からその兆候が表れて、あっという間に偏差値65を突破なんてこともあり得ます。
だから予習も大事だけど復習も大事です。
模試とかテストってどうしても受けたら受けっぱなし、点数と偏差値だけ見ておしまいにしてしまいがちなんですけど、ちゃんと見なおして問題を解きなおして、類題を探して解いて、できなければ基本に戻ってまた解いてと繰り返すことでその問題を解ける力が身についてきます。
6年生から伸びる子にするなら、復習に力を入れて勉強を進めてみてください。
スポンサーリンク伸びしろを伸ばすには家庭教師の先生の力を借りると効率が上がる
模試を分析して伸びしろを探して、その類題を探して子供のレベルに適した問題を解かせて・・・とできるならいいのですが、時間がなくてはなかなかそこまで分析して問題を探すのは難しいです。
苦手科目さえつぶす準備だけしてもらえれば、問題を解き進めたりサポートしたりはかんたんにできるので、この分析と類題探しを家庭教師の先生にお願いするのも1つの方法です。
この方法なら月2回とか月1回の受講でも大丈夫なので、ある程度家で勉強が見れるなら、伴走してくれるコーチとして家庭教師をお願いするのも1つの方法です。
対面授業の家庭教師ではこういったこちらの要望に対応してもらうには、コースがないとかそういった対応はしていないなどあるかもしれませんが
オンライン家庭教師の個人契約なら、こういった要望にも応えてくれるプロ家庭教師の先生がいます。
マナリンクというオンライン家庭教師では、こちらで先生の経歴や教え方などを見て先生を指名することができます。
その先生方とは基本、個人契約の形になるので料金も安いですし、授業形態も双方話し合いで一番いい形をとってもらうことができます。
お金に関することやトラブルに関することは運営しているマナリンクが間に入ってくれるので、スムーズに解決できるというメリットもあります。
月に何回も家庭教師をお願いすると1か月5万円くらいかかって料金が高いなと思うこともありますが、月1回なら1万円くらいですむので、出費が・・・と思う心配も少なくて済みます。
マナリンクについてはこちらの記事に詳しく書いていますので読んでみてください。
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小学6年生から伸びる子にするために、伸びしろを探して中学受験偏差値を伸ばしていきましょう。
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