中学受験率は、全国的に、とくに都道府県別では関東圏で上昇しているというニュースを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
私立中学ではいち早くオンライン授業に踏み出していることで、公立中学校との学力格差が生まれているなどのニュースが取りざたされ、ますます中学受験に踏み出す家庭が増えてきているようですね。
増えてきていると聞くと、実際どのくらい中学受験率って増えているの?と気になりますよね。
この記事では令和元年の全国と都道府県別の中学受験率についてご紹介します。
(令和2年のデータは入手出来次第更新いたします)
中学受験率 全国の割合
以下に示すデータは文部科学省の学校基本調査のデータをもとに書いています。(文部科学省 学校基本調査)
令和元年は、中学校に在籍する生徒数は全体で321万8137人。
その中で、私立中学校に通う生徒数の割合は、全体の7.4%。
国立中学校に通う生徒数の割合は約0.9%。
中学受験をした人が全員私立か国立の中学校に通っていると考えると、全体の8.3%が中学受験をしたという結果になります。
全国で見ると、たったの8.3%?と思いますよね。
スポンサーリンク中学受験率 都道府県別の割合
以下に示すデータは文部科学省の学校基本調査のデータをもとに書いています。(文部科学省 学校基本調査)
中学受験率は、都道府県別で見ると大きく差があります。
全国では8.3%しか中学受験をしていませんが、
- 東京・・・約25%
- 高知・・・約18%
- 京都・・・約13%
- 奈良・・・約12%
- 神奈川・・・約11%
- 広島・・・約10%
- 大阪・・・約10%
- 和歌山・・・約9%
- 兵庫・・・約9%
- 宮崎・・・約6%
となっています。
関東圏で多いのかと思いきや、多いのは東京だけ。
2番目が高知というのもちょっと驚きです。
西の御三家と呼ばれる愛光中学がある愛媛も中学受験者数は約4%、ラサールのある鹿児島も約5%。
小学校の1クラスが40人だとすると1クラスに2人か3人くらい受験する子がいるかな?という割合で、中学受験率は低めです。
一方東京は、40人のクラスに10人くらいは中学受験する子がいることになります。
東京の中でも地域差が激しいと聞きますので、住んでいる地域によってはクラスの半分くらいが中学受験という学校もあります。
とはいえ、こんなに中学受験中学受験と言われても、東京ですら4人に1人しか中学受験をしていないんですね。
やはり私立中学はわざわざ選んでいく学校ということが改めて分かりました。
スポンサーリンク中学受験率は年々増加中
今また、中学受験が人気になってきて、いったん下がり気味だった受験者数がまた伸びてきているそうです。
少子化なのに受験者数が伸びるということは、それだけ中学受験を考えている家庭が増えてきたということだそう。
また人気の学校は日本トップクラスの学校ではなく、偏差値50~60の間に位置するいわゆる中堅校なんだそうです。
みんな無理しない程度に、でも賢くという安全なラインを狙って来ていることが分かります。
勉強も大事だけどお友達関係や、そのほかの経験も大人になるためには大事という意識になってきてるのではないのかな?
少なくとも勉強はできたかもしれないけど社会で使えないという人を、少々見てしまった人が増えてきたんじゃないのかなと・・・自分の経験からもそう思います。
小学校のうちに勉強もして社会勉強もしてと忙しいですが、ゆるく中学受験をすることはそのいいとこどりができて、一石二鳥なのかもしれませんね。
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