進研ゼミ中学受験講座は4年生から始まっていますが、途中の5年生・6年生から受講してもついていける教材なのでしょうか?
進研ゼミ中学受験講座のHPを見てみると
『入試で問われる単元についての学習を小4・4月号〜小5・1月号まででひととおり終える カリキュラムとなっております。』
と言われると、5年生から、6年生から中学受験を始めようかと思って調べたのに「え?終わっちゃってるの?」と不安になりますよね。
実際には小学5年生からでも進研ゼミ中学受験講座を受講している人はいるようです。
また今回の記事は公立中高一貫校受検ではなく、私立中学受験のお話です。
公立中高一貫校受検は5年生、6年生からでも問題なく間に合いますし、進研ゼミにも専用の教材がありますのでそちらをご覧くださいね。
私立中高一貫校受験のための進研ゼミ中学受験講座、5年生から、6年生から始めたいと思っている方に私の知っている情報を共有していただけたらと思います。
Contents
進研ゼミ中学受験講座は5年生から受講してついていける?
進研ゼミ中学受験講座は5年生から始めてもがんばればついていくことができます。
小学4年生から小学5年生の1月までにすべての単元が終わってしまっているというのは、どこの中学受験塾に行っても同じことを言われます。
そもそも、中学受験というのは『スパイラル方式』で学習が進んでいきます。
小学4年生で基礎を習い、小学5年生で基礎を復習しながら応用問題を。
小学6年生で応用を固めて、夏休み以降は入試問題レベルまで引き上げていきます。
つまり、小学5年生で応用問題が出てくるものの小学5年生の段階では基礎の問題も復習しつつ応用問題にとりかかるので、ちょっと難しいこともあるけど気持ちさえついていければ大丈夫だと思います。
大概ついていけないなと思うのは算数だと思うので、算数だけ市販の問題集をどれか見繕って買って来て、基礎を同時進行で進めればいいと思います。
5年生から始めた分、周りの子より長い時間学習しないと追いつけないかもしれませんが、感取りが良ければそのままなじんでいく子もいます。
もし基礎から復習をするならZ会の『入試算数の基礎30』がおすすめです。
進研ゼミ中学受験講座は6年生から受講してついていける?
進研ゼミ中学受験講座は6年生から受講してついていけるのは、
- 中学受験塾に通っていた
- Z会中学受験コースを受講していた
- 家で中学受験の勉強をしていた
のように、何かしら中学受験の勉強を始めていたならついていけると思います。
でも、まったく勉強をしていなくて小学6年生から中学受験を考えているなら、進研ゼミ中学受験講座はおすすめできません。
小学6年生の段階ではほとんどの学習が終わっていて、これから総復習に入るところなので基礎が学べないからです。
もし小学6年生から中学受験を塾なしで始めようと思うなら、Z会小学生コースハイレベルがおすすめです。
また小学6年生から中学受験を考える方は、超難関校を狙う方は少なく、ゆる中学受験を考えている方が多いのではないかと思います。
ゆる中学受験は塾に行く方がモチベーションは上がりますが、偏差値50前後の学校なら家での勉強でも合格できたりする学校もあります。
ゆる中学受験の学習法についてはこちらの記事に詳しく書いていますので、読んでみてください。
5年生・6年生からの中学受験は公立中高一貫校かゆる中学受験がおすすめ
難関校向け中学受験は小学3年生の2月から(小学4年生になる段階から)始めるのがセオリーとされています。
東京の代々高学歴のお家などは、小学1年生から基礎を作り上げているお家もあるくらいです。
大手学習塾へ行くと「小学5年生まで通信教育も何もしてこなかったのに、いきなり難関校受験をしたいと言ってもちょっともう・・・」というお返事をもらってしまいます(もらってしまった人がここにいます)。
とはいってもその子のポテンシャルがどの程度かにもよりますし、やってなかったから絶対無理というわけではないんですけど、それなりに努力が必要になってしまいます。
でも、難関校ではない中堅校(偏差値60以下)を狙うならまだまだ可能性はあります。
そんな名前を言ってもあまり知られていないようなところを受験しても・・・と思う方もいるかもしれませんが、私立には私立の良いところが沢山あるんですよ。
ゆる中学受験ならお子さんに鬼のような負担をかけずとも、そこそこの良い学校に入れるのでおすすめです。
難関校中学受験ばかりが中学受験ではないので、小学5年生や6年生から中学受験を考えている人は、志望校と学習の仕方についてもよく考えてみてくださいね。
GIQ子ども能力遺伝子検査では、お子様が生まれながらに持っている能力を遺伝子から解析します。
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30日から60日で結果が出ます。
プロによる学習向上アドバイスもついていますので、とても参考になりますよ。
入試で問われる単元についての学習を小4・4月号〜小5・1月号まででひととおり終える カリキュラムとなっております。
小5・2月号〜小6前半期は「単元の復習」と「応用力の育成」を、
小6後半期は、入試本番に対応した得点力を育成する教材をお届けいたします。
(進研ゼミ小学講座公式HP引用)