中学受験と高校受験はどっちが難しい?とか、どっちが大変?というのは、比べる基準で変わってきます。
うちの子は中学受験をして私立中学に通っていますが、中学校しかないので高校受験をします。
そしてあと1か月で高校受験(公立難関校狙い)です。
ただ単に問題のレベルだけで比較すると、中学受験の難関校の方が、特に算数が難しいです。
でも高校受験には『内申点』が必要なので、9教科オールマイティにできる子じゃないと高校受験は難しいです。
また先生に嫌われやすいタイプの子も高校受験は難しいです。
また中学受験と高校受験は、受験に必要な点数の取り方が変わってくることと、子供が成長してしまうことの2点でかなり違いがあります。
だからどっちが大変かというと、どっちも大変。
どっちが難しいかというと、どっちも難しい。
と答えることになりますが、ちょっと意味合いが変わってきます。
中学受験と高校受験はどっちが難しいか、どっちが大変なのかについて、私の見たままの経験を詳しくご紹介していきます。
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Contents
中学受験と高校受験 どっちが難しい?
中学受験と高校受験はどっちが難しいか?は、比べる基準で変わってきます。
問題のレベル
問題のレベルは中学受験も高校受験も、受ける学校によって差があります。
高校受験は母数が大きいから簡単な問題が出題されるんじゃないかと思いがちですが、上位の方は接戦です。
どうにかして点数をばらけさせないと順位が出ないので、基本問題から難問まで幅広く出題されています。
その点、中学受験は同じようなレベルの子が同じ学校のテストを受けに来るので、基本から難問までというよりは、その学校が求めるレベルに偏った問題が出題されていると思います。
勉強
勉強に関しては高校受験の方が断然難しいです。
理由は思春期がやってきて、勉強したくなくなる子が増えるからです。
その中でも「俺は上を目指す!!」という方向にエネルギーを注げる子は、言わなくても自分からどんどん勉強するようになります。
子どもがどちらのタイプかにもよりますが、中学で勉強しなくなるタイプなら中学受験の方が楽だし、勉強するタイプなら高校受験の方が親は楽です。
勉強しなくなるタイプだと思うからと言って中学受験させても、入った学校で勉強しなくなって落ちこぼれてしまったら結果としては同じになりますよね。
そういう意味ではどちらも同じと言えるかもしれません。
難関大学へ合格できる確率
難関大学へ合格できる確率は一部の私立中学がべらぼうに高いです。
それはやはり、同じくらいレベルの高い子を集めてどんどん学習を進めていける私立が有利だからという結果だと思います。
公立だといくら難関校と言ってもどうしてもばらつきも出ますし、文科省の決めたカリキュラムにのっとって進めなくてはいけません。
私立なら、その年のレベルや雰囲気に合わせてカスタマイズした授業を進めていけるからです。
とはいえ、中学受験の中堅私立は高校受験時には難関私立校となりますが、難関大学への進学率は難関公立高校と同じくらいの学校が多いです。
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中学受験と高校受験、どっちが大変かは、子ども目線か親目線かで変わってきます。
親目線
親目線から見ると、物理的、身体的、精神的に中学受験の方が大変です。
地区によってはお弁当もいるし送迎もいります。
まだ小学生なので勉強も見ないといけないし、スケジュール管理やメンタル管理などもしてあげないといけません。
その点、高校受験は子どもの側から一切の協力を拒否されてしまう思春期に入るので、親ができることと言えば環境を準備して声をかける、塾へ送迎するくらいです。
勉強を見ることも滅多にありませんし、スケジュール管理もざっくりとで良くなります。
管理してもこちらの言うことなんて聞きませんし、学校の先生や塾の先生も親にはあまり働きかけなくなります。
それなのに勉強していなかったら勉強するように声をかけないと面白いくらい成績は転がり落ちていくし、反抗されてムッとしても相手にしたらめんどうなことになるなど、いろんな忍耐が必要になってきます。
中学受験とは違った意味で高校受験は大変です。
子ども目線
実際、中学受験と高校受験、どっちが大変?と、うちの子に聞いてみました。
しばらく「うーん・・・」と悩んで、「どっちも大変(笑)」
本人にしてみれば、どっちが大変とか言われても受験は受験だし嫌だ。
と思っているようです。
中学受験の時は周りは遊んでいるのに自分は遊べないジレンマ、高校受験は定期テストのたびに順位が出るし志望校のことを考えないといけないし。
内申点が関わってくるから授業中も先生の顔を見てほほ笑むとか、わざと頷いてみせるとか、そういっためんどくさい対策を取らないといけないし。
早く受験終われーというのが本音のようです。
イメージとして「中学受験が青信号、高校受験が黄色信号、大学受験が赤信号」と言っていました。
やっぱり高校受験の方が自分でする受験ということで中学受験よりも受験を意識しているのかもしれません。
スポンサーリンク中学受験と高校受験 どっちが難しいかではない
中学受験をしようか、高校受験をしようかと悩んでいるのなら、どっちが難しいんだろう?という疑問は一度捨てましょう。
そして、学校説明会や学校のイベントなどに足を運んでみることをお勧めします。
私自身は中学受験経験者で私立中高一貫校を卒業していましたが、私の夫は公立一本で大学も国立へ行きました。
だから中学受験をさせたいと言った時、「私立ってバカの行くところのイメージなんだけど」と歯に衣着せない言葉で返ってきたんです。
私の知っている私立と夫の知っている私立に差がある。
とりあえず説明をして、ネットで大学進学率や高校進学率を見せて塾へ通わせ始めましたが、あまり分かっていないようでした。
そこで5年生の時、学校説明会に夫に行ってもらったんです。
そこで英語の授業時間数が公立よりも多いことや、英検合格者が多い事、地域の進学校への進学率が異常と言えるほど高いことを聞いて、中学受験やってみようと言いました。
私が説明したのも同じようなことだったんですが、いまいち飲み込めなかったのと半信半疑の部分があったようです。
そりゃあそうですよね、公立より私立の方が・・・なんて言われたら、自分の人生を否定されたような気持ちにもなったのかもしれません。
人間だれしも人生に後悔はつきものですし、それを思い出してしまう場面だってあります。
でも私達親と子どもの人生は一度切り離して、子どもにとってどんな選択が良いのかを考えてみましょう。
その上で私立が良いと思えば私立に、公立で十分と思えば高校受験をしましょう。
選んだ後もいろいろ悩むこともあると思いますが、そうと決めたらもうぶれないことが大切ですよ。
一度、学校を見に行ってみてくださいね。
きっと考えが決まるはずです。
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