中学受験大変ですか?覚悟って必要ですか?と聞かれたら「普通に過ごすよりは大変ですし、公立には行かさないという覚悟が必要です。」と答えます。
普段、「小学校の宿題をちゃんとやって行っているのかすら確認しない日もある」というお母さんお父さんにとって、中学受験はすごくすごく大変だと思います。
中学受験は高校受験や大学受験と違って、親が生活面でも勉強面でもサポートを頑張らないと受からない受験だからです。
とはいえ、それはガチの中学受験の話。
偏差値50以下の中学校を目指すゆるい中学受験なら、そんなに大変ではありません。
小学校のテストでほぼ90点以上取っている子なら、6年生の夏ごろからでも個別指導塾などに行って練習させてもらえば偏差値50以下の中学校には受かります。
とはいえ、それは受かるだけの話で入ってからが大変・・・ということも念頭に置いておいて欲しいですが、とりあえず中学受験にゆるく挑戦するなら中学受験はそこまで大変ではありません。
でも私立中学に行かせると決めた以上、子供が「やっぱりみんなと一緒に公立に行きたい」とか、周りから「今さら中学受験?」と言われたりしても、信念を曲げない覚悟が必要です。
「中学受験って大変ですか?覚悟を決めなきゃいけないと聞いたんですけど・・・」という質問の答えははどこを狙うかによって変わってくるものなんです。
中学受験と小学校受験 どちらが大変ですか?
中学受験と小学校受験は、小学校受験の方が大変です。
幼稚園の間はどうしても親の思うようには動いてくれないこともありますよね。
もっと自覚をもって・・・といってもしょせんまだ5歳や6歳。
特に早生まれの子は幼さも残るので不利なんです。
男の子は女の子よりもじっとしていられない子も多くいるので、やきもきする場面も増えてきます。
また親同士の争いも熾烈です。
小学校受験は親の受験とも呼ばれていて、親が努力しなくてはいけないことが沢山あります。
お受験のために子供をしかってしまったり、夫または妻の教育が必要だったり、実家の顔色をうかがったりなど、いろんな面で親が苦労するのが小学校受験です。
スポンサーリンク中学受験と高校受験 どっちが大変ですか?
中学受験と高校受験では、中学受験の方が大変です。
高校受験はもう本人が勉強するしかないので、親は声をかけたり、塾代を出すくらいしかできません。
しかも公立から地域の進学校へ進学するにしても、中学受験を行うハイレベルな私立の学校はもうほとんど門戸を開いていません。
中学受験で偏差値50くらいの学校が高校受験で偏差値65くらいの進学校という位置づけなので、中学受験時と同様、学校の勉強をやって、内申点をしっかりとっていれば合格できます。
つまりは東大へ進学する数は、圧倒的に中学受験生の方が多いということなんですが、高校受験組でも東大へ進学する子も毎年いますし。
多いか少ないかという確率の問題だけなので、どこの高校や大学に行きたいか?ということを考えて、中学受験か高校受験かを考えても良いのかなとは思います。
中学受験に必要な覚悟とは
中学受験は大変ですかと言われたらそりゃあ親はマックス大変ですと答えます。
やはりみんなが行く公立ではない私立の中学校に行かせるという覚悟は必要です。
ガチの中学受験をして偏差値60以上の学校を目指すなら、もっともっと覚悟が必要だし、本当に大変です。
子どもの勉強を見るのはもちろん、塾への送迎やお弁当作り、メンタル面のコントロールなど、母親と父親で引き受けてあげないことにはなかなかうまくいきません。
また中学受験をすることでお友達にいろいろ言われることもあるでしょう。
中学受験をする人口が少ない地域なら、仲間外れにされたり変わりもの扱いされたりなどなどあります。
中学受験をする人口が多い地域なら、塾での成績がそのまま学校内でのヒエラルキーに直結してしまうこともあります。
中学受験組が多い学校では、授業崩壊を防ぐためにわざわざ中学受験組と公立進学組でクラスを分けることもあるくらいです。
それだけ周りの子も親も巻き込んだ受験になりますので、中学受験は本当に大変だし、自分の意志を貫き通す覚悟が必要です。
それは偏差値50以下のゆるい中学受験でも同じことです。
周りのみんなより勉強しないと入れないし、塾へ行くから遊べない日も出てきます。
そして仲良しの子と中学校で離れてしまうというリスクもあります。
そういったことをいろいろ考えて、覚悟を決めてするのが中学受験です。
もし中途半端な気持ちで「途中でダメだったらやめたらいいよね」と始めてしまうくらいなら、最初からやめておきましょう。
中学受験はやっぱり大変です。
踏み込むのなら覚悟をして、踏み込んでくださいね。
スポンサーリンク中学受験って大変ですか・・・覚悟が決められないという方は
中学受験ってそんなに大変なんですか?覚悟なんて決められません!
という方には中学受験にゆるく挑戦してみることをおすすめします。
中学受験にゆるく挑戦するというのは、偏差値50以下の中学校の受験です。
世間でいう中学受験は、灘とか開成とか、女子なら桜蔭とか関西の四天王寺とか、そういったハイレベルな中学受験のことを言っています。
でもそういったトップに入れる子はほんのごくわずかで、トップを目指して頑張った子でも第2志望、第3志望の学校へ入っていきます。
その第3志望の圏内に入ってくるのが偏差値50の中学校なんですが、実は偏差値50の中学校は、トップレベルの中学受験勉強をしなくても入ることができるんです。
トップレベルの中学校を目指す人は小学3年生の2月から勉強を始めますが、偏差値50の中学校は小学校6年生から始めても間に合います。
地域によってはもう少し早めに、一生懸命勉強しないと間に合わないかもしれませんが、そうはいってもそんなにガチに勉強しなくても受かります。
偏差値50の中学校は高校入試偏差値65くらいですから、自分で頑張れる子なら大学もトップレベルの中学校の子と同じような学校を目指すことができます。
そして何より、環境が良い、面倒見がいい学校が多いので、のんびりした性格の子や、高校受験で大切になる内申点がなかなか取れないタイプの子(先生に気に入られにくい子)にはぜひおすすめしたいです。
中学受験はしたほうがいいの?しなくてもいいよね??なんて考える方もいらっしゃると思いますが、無理をしない中学受験なら、しないほうが良かった・・・なんて思う方はほとんどいません。
お子さんに無理をさせず、楽しく、それでいて学歴も気にしつつのバランスの取れた中学受験は、親子ともどもハッピーになれるのではないかなと私は思っています。
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検査をすることによってまだ開花されていない能力や、親でも気が付いていない能力に気づくことができます。
中学生・高校生はこれからの進路選びに迷う時期で、数学が得意だから理系、数学が嫌いだから文系という安易な選び方をしてしまう子も多いんです。
でもそれだと、本当にやりたいことが見つからないまま進路選択をしてしまい、高3になってやっぱり文系が良かった、やっぱり理系が良かった、芸術系を諦めたことを後悔しているなど、進路選択に迷いが出てくることもあります。
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