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成績のいい子の家庭の特徴って?塾の先生にインタビュー

成績のいい子の家庭の特徴
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成績のいい子の家庭の特徴って気になりますよね。

それを真似すれば我が家の子もそうなるんじゃないかと思いますし。

ネットでは頭の良し悪しは遺伝だとか、母親の学力でこの学力が決まるとか、正しいのか正しくないのかよく分からない情報が多く流れていますが

やはり成績のいい子は家庭の特徴がよく似ているようです。

今回、このブログ、ゆるスタ管理人である私の妹がかれこれ20年近く個別指導塾の講師をしているので、

実際の教育現場で教えていて感じる成績のいい子の家庭の特徴を教えてもらいました。

塾の先生から見た成績のいい子の家庭の特徴

あうるママ

成績のいい子に共通する家庭の特徴をおしえてくれ。

ベテラン塾講師の妹よ。(なぜか上からお願いする姉)

ベテラン塾講師

良いけどなかなか真似できんと思うよ。

というわけで、快く引き受けてくれた我が妹のベテラン塾講師。

個別指導塾で教えている分、生徒さんとの距離感も近く親御さんと連絡を取ることも多いそう。

ではさっそく質問していきます。

あうるママ

成績のいい子のおうちの方の様子からお願いします。

ベテラン塾講師

一言でいうと親子関係が良いってことかなぁ。

子供の成長に良いと思うことを積極的に取り入れているよ。

成績のいい子のおうちの方は、興味のあることをお子さんと一緒にしていることが多いです。

旅行や映画、テレビを見るときも一緒に同じものを見たりして、一緒に笑ったり疑問に思ったことを話したりと自然と積極的に会話をしています。

だから親子で共通の話題も多く、疑問に思ったことを子供が親に聞きやすい環境が自然とできているんですね。

これをすれば知識も増えそうだな?と思うようなことを、子供の遊びの中に取り入れることを常に頭に置いている人が多いそうです。

ベテラン塾講師

成績のいい子のお母さんお父さんはほめ上手だよ!

ちょっとしたことでも「すごいじゃない!」とストレートに褒めてあげる方がほとんどだったそう。

そのくらいのことで・・・とか、あぁそうね、次はもっと頑張ってね。みたいなことはなく、今回はがんばったね!!とちょっとした成長でもほめてあげるのです。

これは難しいですよね。

例えば高校生が前回のテストで35点を取ってきて、今回42点だったら、ほめることってできますか?

もっと頑張んなさい??って言っちゃいますよね。

でも成績のいい子の親御さんは、今回は前よりも頑張ったんだね!とほめてあげられるんです。

これは見習わなくてはいけないですね・・・。

あうるママ

成績のいい子自身はどんな感じなの?

ベテラン塾講師

楽しいことは家族でっていうのが当たり前の子かな。

あとは頑張ったらほめてもらえるのは当たり前でしょ?っていう感覚の子が多いよ。

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成績のいい子の家庭での勉強の様子

あうるママ

成績のいい子がお勉強するときにしていることを教えてほしい!

ベテラン塾講師

子供が勉強するときに隣にお母さんかお父さんが座っている人が多いよ。

子供の勉強って、勉強しなさいっていうだけだと小学生の間はできないんですよね。

それを隣で見てあげるだけで勉強が進むようになります。

隣で見ていると言っても、親が監視したり過度に口を出すのではありません。

ベテラン塾講師

作文や詩をお母さんの作品にしちゃう人がいるけどそれは違うよ。

あと答えを教えちゃうのも違うからね。

親は監視したり口を出しすぎることはありません。

遊ぶわけではないけど自分の作業をしたり(リモートワークでお仕事のこともあります)、読書をする。

いつでも質問できる環境を整えているということです。

妹の塾はそれができにくい家庭の子を預かって、隣で見てあげる役割をする塾でもあります。

もちろん授業もありますが、それ以外の時間は先生がいるところで自主学習をしても良いことになっていて、毎日通ってくる生徒さんがほとんどなんですよ。

ベテラン塾講師

音読の宿題も一緒に楽しく読んだり、親子でフラッシュカードで遊ぶって子も多いかな。

たかだか音読の宿題だし、音読なんてめんどうだから読んでなくても表に〇だけつけて提出しているという人も多いと思いますが、

そんな音読の宿題ですら、親子で楽しくやってしまうんですね。

ベテラン塾講師

勉強をやっているつもりにならないように気をつけて見ている感じもするよね。

たしかに勉強って時間をかければできるようになるわけではなくて、どんなことをどれだけやったか?が大事です。

あうるママ

子供自身はどんなことしているのかな?

ベテラン塾講師

特別なことはやっていないけど勉強と休憩のメリハリをつけられる子が多いような気がするよ。

たしかにメリハリって大事だけど、なかなか難しい・・・。

休憩のつもりがゲームしすぎちゃったり、お昼寝しちゃったり・・・(←それは私)

やはり勉強時間と休憩時間をバランスよくというのは勉強に大事です。

あうるママ

なるほどー。生活から変えていかないと難しそうだね。

ありがとう!

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優秀な子の母親は群れない?

優秀な子の母親は群れないって聞いたことがありますが、実際はどうなのでしょうか。

あうるママ

16年間ママをやってきていろんなママ友を見てきたよ。

私の体感だと、群れないというよりは自信を持った教育方針があるから群れる必要がない人が多いように思います。

群れていろんな意見を聞いてしまうと、強い意見に従わなくてはいけない状況になったり、みんなでやりましょう~のように言われて時間を無駄にすることも多いですよね。

とくにグループの中でボスキャラの人って意外と面倒で、自分の子よりも他人の子の成績が良かったりするといじめてくる人もいますから・・・

そういった意味でも、無駄なストレスをかけないために群れないというのは正解だと思います。

私も長男が今高校生で、ママ友と群れたこともあるし1人でいたこともあるけど、どっちにしても頑張るのは子供で

子供のことなのにママ同士でちょっと競争心があったり、誰かのちょっとした発言で顔色が変わるなんてこともざらにありました。

またあることを子供のためにみんなでやりましょうと誘われて、めんどくさいなと思いつつしぶしぶやっていたら

学校から呼び出されて、それはやめてくださいと注意を受けてしまったことも・・・(←これは痛恨の一撃でここでママ友グループは解散に)

あうるママ

この時のボスママほどの濃いキャラは他に見たことないかも。

ボスママが呼びかけてグループを作っていたけど、グループにいるほかのママはそこそこ距離を取ってあまり群れないようにしていたよ。

このボスママだけはずっと群れたがっていたけど、結局、この子だけ成績の関係で別の高校に行ったよ。(察してほしい)

なので群れてもあまり良いことはないかな。

お友達がいると楽しいですけど、やっぱりママ友は変に競争してしまうので。

またこのボスママは一緒に〇〇高校行こうよーと言ってくるような、ちょっとめんどうなタイプでしたね・・・。

群れないでいい距離感で付き合えるのが一番いいと思います。

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頭がいい子の家の共通点

16年子育てしてきて、なんとなく気づいてしまった頭がいい子の家の共通点を上げてみようと思います。

違うそうじゃないでしょ?と思う方もいるかもしれませんが、ここからは私の主観で、なんとなく動物的に勘づいたことを書いていきますね。

あうるママ

息子のお友達を見て思ったことを書くよ

頭がいい子の特徴は

  1. 個人スポーツをやっている
  2. 集中力が桁違い
  3. 自分なりにアレンジして勉強をしている(楽しんでいる)
  4. 目標がある
  5. お金持ちかどうかはあまり関係ない
  6. 親が子供の教育に熱心
  7. 聞いて驚くような本を読んでいる

こんな特徴があるように感じています。

個人スポーツをやっている

息子のお友達のかしこくんたちは、みんな揃ってスポーツをやっています。

スキー、空手、水泳などです。

なぜかサッカーや野球をやっているという子は少なくて、そういう子で賢い子もいるんですけど、頂点に立っているのはやはり個人スポーツをやっている子だなぁという印象です。

それがどう関係しているのかは私は専門家じゃないので分からないですが、そういう子が多いなぁと今となっては感じます。

とはいえ、同じ空手を習っていても成績はいまいち・・・という子ももちろんいるので、そこは性格による部分も大きいのだとは思います。

集中力が桁違い

これは本当にそうだなぁと感じていて、ポケモンなどのゲームをさせても頭脳を使って攻略してさっさとレベルアップしているんですよね。

また子供でも長時間ゲームをしていると疲れてきてちょっとやめようかなぁという瞬間があるもんなんですが

成績のいい子は普通の子が3時間くらいでもう休憩する~となるところを、5時間や8時間ぶっ通してやっても平気という子が多いです。

それもみんなでワイワイ楽しくやるのではなく、ずーっと黙々と1人で集中してゲームができるんです。

これは体力がないとできないことなので、やはり成績のいい子はそれだけ集中力もあるし体力もあるだなと実感しています。

自分なりにアレンジして勉強している

これは人それぞれにはなりますが、例えば社会のノートを自分なりに作っていたり、中間テストの予想問題を自分で作ったり、

ちょっと人とは違ったことをしている子が多いです。

これ、勉強になると思ってやっているのかなと最初思っていたんですが、たぶん、本人が勉強が楽しいから作っちゃった系のノートなんだろうなと気づいたんです。

おそらく彼らは勉強が楽しいんですよね・・・

社会の歴史とか、知れば知るほど楽しくなって自己流の年表を作ってしまう。

中間テストの予想問題を作って先生のテストとどれだけ同じ問題を出題できたかをワクワクしながら待っている。

そんな感じなんですよね。

勉強いやだーいやだよーーーといやいややっている子が追いつけるわけがない理由がここにあると思うんです。

好きこそものの上手なれ。

勉強にも言えることなんですね・・・。

目標がある

成績のいい子はたいがい目標を持っています。

東大に行く絶対。とか、自分はこんなことが好きだからこういうことが勉強できる大学に行きたいとか。

なぜそうなった?と思うような将来像を持っている子もいるし、やはりこれは小さい時の体験なのでしょうか。

おうちの人がそういう風に働きかけたのかな・・・

うちの子は将来の夢はないと中学まで騒いでいたので、もう月とすっぽんですよね。

お金持ちかどうかはあまり関係ない

実は私はお金持ちの子は親も頭のいい職業についていて成績がいいんだろうな・・・と思っていたんですが、この度、あまり関係ないことを悟りました。

というのも、両親ともにお医者さんという子が2人も成績下位という現実を見てしまったからです。

まあ1人の子は、医者になりなさい→嫌だ!という感じだったようにも思いますが・・・。

またもう1人の子はどうしても数学が嫌いなのに医者になるために勉強勉強と言われて心が折れた・・・そんな感じです。

もしかしたら地頭はよくてこれから爆速で勉強すれば超頭いい集団に入ってしまうのかもしれませんが、現段階ではそれも見られず。

お金があっても子供の教育にあまり手もお金もかけていないおうちの子は、頭がいいとはならないんだなと。

これ以上は言うのやめときますね。(毒舌はここまで(笑))

親が子供の教育に熱心

先ほどの塾講師の妹の話にもありましたが、親が子供の教育について熱心だと成績は上がります。

時間が無いから、仕事で忙しいからと言ってなかなか向き合ってあげる時間の取れていないおうちは、子供の成績は上がるどころか下がりがちです。

地頭が良くて自分では大して勉強していなくてもいい成績が取れていい大学には入れて今はちゃんと働いて稼げている、と思っている親御さんほど、子供を放置しがちです。

自分では何もしていなかったのにと思っていたかもしれませんが、実はその裏で親御さんがいろんなことに興味を持てるよう、遊びや旅行の中に学習を含めていたのかもしれません。

そのあたりもよく考えて、お子さんの学習についてよく考えてみてください。

あまりにも教育熱心すぎて教育虐待となってしまっては元も子もありませんが、子供の成績や今どんな状態なのかについて興味を持つことはお子さんの成績に大きく影響してきます。

聞いて驚くような本を読んでいる

成績のいい子はどの子も、え、小学生なのにそんな本読んでいるの?と思うような本を読んでいます。

息子のお友達は「日本史は逆から学べ」という本を読んでいました。

日本史が好きなので読んでいるんだそう。

まあ小学校5年生、6年生の男の子はだいぶプライドも出てきて、本当に好きだから読んでいるのか、勉強のために読んでいるのかは不明ですが

この本を学校で楽しそうに読んでいたそうです。(その子が楽しそうに読むのでうちの子も欲しがって買いました。面白いと言っていましたが、読んでみるとそこそこ難しい本でした。)

また次男のお友達は

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この「面白くて眠れなくなる数学」を読んでいました。

その子は公文で早々と数学を習っていたそうで、数学が好きだからこの本を読んでいるんだと言っていたそう。

半分自慢も入っている感じではありますが、読んでみると面白かったです。

次男も数学はまだ習ってはいませんでしたが、へーと言って楽しそうに全部読んでいました。

こんな感じで、普通の子が自分ではなかなか手にしないような本を、成績のいい子は読んでいることが多いです。

うちの小学校は学校で読書の時間があって、なおかつこの子たちが自慢してくれたのでこの本に出合うことができました(笑)

成績のいい子の家庭では、こういった子供が読んで楽しい本をおうちの方が探していたり、読書が趣味で読んでみてよかった本をお子さんにすすめたりしているのかもしれませんね。

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成績のいい子の家庭の特徴 まとめ

成績のいい子の家庭では、おうちの方の関わり方がちょっと違うということが分かりました。

常に子供のためになることを考えて、無理強いはしない。

子供が得意なことを伸ばせるように、なんでも得意だと思えるように育てているんですね。

子育てって、言ってみれば自分の親が自分にしてくれたことや学校の先生がしてくれたことくらいしか知らないと思います。

同じようにして育てると自分と同じような子に育つことになりますが、こうやってちょっとでも違った刺激を与えることで少し違った教育ができるのかもしれません。

具体的に何をすればいいのかは分かりにくいですが、結局はその子にいい影響を与えられることをやってみるということが一番の近道なのかもしれませんね。

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