ゆる中学受験とはいえ、塾なしでの中学受験は結構大変で、中でもスケジュール管理には骨を折る方が多いと思います。
本当は塾なんて行きたくないんだけど・・・と思いながらスケジュール管理をしてもらえるから塾を選ぶと言う人も少なくないはず。
逆に言えば、スケジュール管理さえしっかりできれば塾なしの中学受験も成功させられると言えます。
ただ、受験をするということは自分の立ち位置を知っておかなくては対策が立てられません。
6年生になったら中学受験向けの模擬試験を何回か受けて、情報収集も忘れないことが大切です。
勉強面ではゆる中学受験向けの塾なしスケジュールをもとに、アレンジしながらがんばってみてくださいね。
Contents
ゆる中学受験 塾なしの大まかな年間スケジュール
中学受験を塾なしで乗り切るためのスケジュールは、始める時期によって違いが出てきます。
教育熱心な方や高学歴のご両親の家では中学受験準備を開始する年代。あいつなんで勉強できるんだ?って言うおうちは大概ここから始めている。とにかく基礎をかためて少しずつ先取り学習を始める。ゆる受験の子は遊んでいてもOK。
中学受験をする子たち(できる限り上を目指す子)が勉強を始める。小学校の先取り学習と中学受験の内容を少し習う。ゆる受験の子は学校の勉強の取りこぼしが無いように気を付けて自主勉強する。
周りに影響されて中学受験してみようかなという子が出てくる。ゆるい中学受験を考える子もこの辺りからざわざわし始める。ガチの子はもうガチガチに勉強が始まる。ゆるい中学受験の子はここで基礎固めと先取り学習、中学受験の内容を少し習う。
ガチの中学受験組は目の色が変わっている。ゆるい中学受験の子は受験勉強スタート。小学校の基本ができているかいないかで点数が変わってくるのでできていない場合は夏までに基礎固めをしっかりと。後半は受験算数や受験のための暗記ものを習いつつ過去問を解ける実力をつけていく。
小学3年生・4年生から中学受験の準備をする場合
小学3年生・4年生から中学受験の準備をするなら、偏差値60以上、御三家が狙えるのと同じくらいの課題をこなすことができます。
小4までに小5の内容を、小5の終わりに小6の内容をすべて終わらせて、小6は中学受験に特化した学習ができる時期だからです。
この学習の仕方をしようと思ったら
- Z会中学受験コース
- 進研ゼミ中学受験講座
を受講して、できないところをうやむやにしないことを目標に学習をすすめていけば十分すぎるくらいの準備が可能です。
また、あまり知られていませんが、この2つの講座はこの時期から始めておかないと途中から始めるのは無理がある教材なんです。
3年生・4年生から中学受験講座を受講しておけば、5年生や6年生になった時、「やっぱりゆる中学受検じゃなくてもう少し上の中学に行きたい」と思っても変更がききます。
まだどうするか決まっていない、子供の意見も聞いて志望校を決めたいと思っている人は、3年生・4年生から中学受験の準備を始めておくといいですよ。
3年生・4年生はまだ肩慣らしの時期なので、そんなに激しい学習ではないので、やってみるには良い時期だと思います。
でも、中学受験をする予定だけど偏差値55の中学と決めている人は、この時期はまだ受験勉強に入る必要はありません。
学校の勉強をしっかり理解したり、他の習い事をがんばっておいてくださいね。
スポンサーリンク小学5年生からゆる中学受験の準備をする場合
小学5年生ごろからゆる中学受験の準備を始めると、楽に準備を進められます。
偏差値55くらいまでの中学校を目指すなら、まだ中学受験の準備はいりません。
でも、入試にも出題される基本問題の内容は4年生、5年生の内容が多いので、しっかり基本を身に付けておくことが大切です。
塾なしでゆる中学受験をするなら
- 今受講している通信教育をきちんとやる
- 公文や学研で真面目に学習する
- 学校のテストは100点が取れるように勉強する
こういったことを重点的に意識して取り組んで行ってください。
また通信教育を受講するなら、Z会ハイレベルや進研ゼミの挑戦コース、スマイルゼミなら発展クラスを選択しておいてください。
小学6年生からゆる受験の準備をする場合
偏差値50~60を目指す人は、小学校6年生から受験を始める人もたくさんいます。
ここからがスタートです。
それまでの小学校の勉強があまりできていなかった人は夏までに基礎固めをしてできるようになりましょう。
また漢字や慣用句、ことわざ、四文字熟語なども覚えていきます。
志望校の受験教科が何教科あるのかを確認して、理科や社会がある学校は急いで対策に入ります。
2教科なら算数にじっくり取り組んで、国語は読解問題の解法や答え方をマスターしましょう。(←追加問題集には論理エンジンがおすすめ)
塾なしで進めるならZ会小学生コースハイレベルを受講したり、オンライン家庭教師の先生にお願いするのも1つの方法です。
独学するなら、教材としてスタディサプリを使うと1週間や1カ月単位でのスケジュールも立てやすくて良いのではないかと思います。
スポンサーリンクゆる中学受験を塾なしで 1週間のスケジュール
塾なしでゆる中学受験をするときの1週間でのスケジュールは
- 週2回~3回・・・新しいことを習う日
- 週4回~5回・・・演習問題を解いていく日
このように決めて、習い事などの兼ね合いもふくめて考えます。
新しいことを習うのは通信教育の教材や家庭教師の先生に習いましょう。
習った直後に例題を解いて問題演習をするのを忘れずに。
1週間のうちに新しいことを習いすぎると、その知識が定着しないまま次に進んでしまって、まったく訳が分からないという状態になりやすいので、一気に進みすぎないように気を付けてください。
中学受験では1つ1つを確実にできるようにしていくことが大切です
また理科と社会は小学校の内容を超えた範囲が出る学校もあります。
理科では計算問題を、社会は地図や記述問題を中心に、時間をかけて覚えていきましょう。
ゆる中学受験 塾なしで挑む1日のスケジュール
塾なしのゆる中学受験では、1日平均で約2時間くらい勉強すれば合格できます。
16時・・・帰宅
16時半・・・学校の宿題と時間割
17時・・・計算日記・漢字日記
17時半・・・問題演習
18時~20時・・・休憩
20時・・・理科や社会の暗記(30分くらい)
20時半・・・その他やり残したことなど
21時・・・就寝
こんな感じでOKです。
新しいことを習う日は、17時から新しいことを勉強して、20時から問題演習と計算日記、漢字日記をやって終了です。
まとめノートを作るなら、この時間に作ってもいいと思います。
もともと地頭のいい子や、基礎固めがしっかりできている子はこんなに勉強時間を取らなくてもゆる受験は突破できます。
でも中学からのことを考えて、家での学習習慣をつける意味でも何かしら2時間くらいは学習しておいたほうが良いですよ。
中学受験をしない小学生は、勉強時間は学校の宿題30分と、進研ゼミなどの学習15分くらいの、合計1時間程度で終わりだと思います。
その分、サッカーや野球を頑張っている子もいますよね。
サッカーや野球をやっている子は、練習に2時間~3時間費やしています。
それと同じように、ゆるい中学受験も2時間~3時間くらい勉強に費やすことができれば、順調に進んでいけます。
スポンサーリンク塾なしゆる中学受験 夏休みのスケジュール
夏休みは、どこか塾の模試を受けてみたり、機会があれば夏期講習に参加してみましょう。
一緒の志望校を目指すお友達を目で見たり、勉強の様子を肌で感じることでまたやる気が出ることに繋がりますし、塾の先生からもお友達からもいい刺激をもらえます。
なにより、夏期講習に参加するだけで受験情報が手に入ります。
塾に行かなくても普段通り教材をやっていれば大丈夫なんですが、せっかく時間もあるし大手ではなくて個人塾の夏期講習でも参加してみてはいかがでしょうか。
共働きで家に誰もいないのならなおさら、塾へ行くと時間管理もしてもらえるし、なにより「塾へ行ってみた」というだけで親子共に不安も少なくなります。
子供が2学期からも塾へ行きたがるかもしれないという不安もありますが、そのあたりはしっかり話し合うことで解決できそうです。
もし夏休みも塾へ行かないのなら、中学受験用の市販の問題集(主に5年生向け)をなんでもいいので4教科1冊ずつ買って来てやってみるといいですよ。
ゆる中学受験 塾なしスケジュールのまとめ
ゆる中学受験では、なにかしらのスケジューリングされている教材を使うことをお勧めします。
自分でスケジュールを立てるのは大変ですし、親子以外にワンクッション何かあったほうがお互い学習もやりやすいからです。
スケジューリングしてくれる教材としておすすめなのは、通信教育や家庭教師です。
また志望校選びも先入観で偏りがちなので、色々なところの学校説明会に顔を出してみてくださいね。
志望校の体験授業などがあればお子さんと一緒に参加してみてください。
学校の雰囲気が子供に合っているかを確認するのは大事な作業です。
雰囲気があっていない学校に行っても、なかなかなじめずに苦労するかもしれないので、この辺りは慎重におこなってください。
塾なしでの中学受験は私達保護者に負担もありますが、時間的余裕ができるメリットがあります。
とはいえ、限界を感じたら、単発で個別塾に入れると言う方法もあるし、アルバイトで1か月だけ家庭教師を雇う方法もあるので、臨機応変に対応すればいいんだという心構えで頑張ってみてくださいね。
GIQ子ども能力遺伝子検査では、お子様が生まれながらに持っている能力を遺伝子から解析します。
検査をすることによってまだ開花されていない能力や、親でも気が付いていない能力に気づくことができます。
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プロによる学習向上アドバイスもついていますので、とても参考になりますよ。