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宿題が多い塾ランキング 中学受験編 親と一緒に勉強する時間が長いのは

宿題が多い塾ランキング
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中学受験塾における「宿題が多い塾ランキング」をご紹介します。

大手中学受験塾では成績順にクラス分けされていることがほとんどです。

その中で

  • クラスのレベルに合わせた宿題が出る
  • クラスにかかわらず一律の宿題が出る

塾があります。

クラスのレベルに合わせた宿題が出る塾は先生によるチェックが厳しかったり、提出ノルマのある塾に多いです。

クラスにかかわらず一律の宿題が出る塾では、先生によるチェックは甘いですが、下の方のクラスの子は難しい問題が多いので全部やり切ろうとするとできない問題が多くて時間がかかりすぎてしまいます。

どちらの方針の塾がいいのかも合わせて、塾選びの参考にしてみてくださいね。

宿題が多い塾ランキング 中学受験編

早速、宿題が多い塾ランキングを発表します!

ランキングの評価基準は

関東では

  1. 早稲田アカデミー
  2. サピックス
  3. 日能研(上位クラス)
  4. 四谷大塚

関西では

  1. 能開センター
  2. 希学園
  3. 浜学園
  4. 馬渕教室

の順にランク付けしました。

一般的に関東系の塾では宿題は家でやるものとなっており、保護者の負担が多いかったり宿題をやるための塾に通っている子もいます。

関西系の塾では宿題は授業後の自習でやることが多く、保護者の負担は少ないですが、自習室で座っているだけで宿題を終わらせて帰ってこない子にとっては、遅い時間に帰ってきてそこから宿題スタートになるため、かなりの負担となってしまいます。

それぞれの塾について見ていきましょう。

宿題の多い中学受験塾ランキング 関東

まず関東の大手中学受験塾4社を宿題の多い順(私調べ)に並べていきます。

早稲田アカデミー

誰もが「宿題が多い塾だ」という早稲田アカデミー。

早稲田アカデミーでは1教科ごとに宿題にかかる目安が決まっていて、1日当たりの学習量は「宿題だけで1時間程度」と決められています。

塾生の中にも毎日の宿題は30分くらい、かかっても2時間くらいかなぁ・・・という人もいますが

結構な子が宿題の量には悩まされていますし、苦肉の策でこっそり答えを写したという子も親が知らないだけでたくさんいます

答えを写してしまっては本末転倒なんですが、それだけ中学受験の勉強ってずっと勉強漬けで宿題の量が多い日なんてもう嫌になっても仕方ないんですよね。

早稲田アカデミーは宿題をやってきなさいという圧が結構すごいので、絶対やらなきゃいけない宿題が多くて復習まで手が回らない悩みを持っている人が多い塾です。

宿題がやっつけ仕事になってしまうと理解を伴わない丸暗記勉強になって、模試で点数が取れなかったり、学年が上がるにつれて成績が下がってきたりする現象が起こります。

そうならないよう、4年生から5年生の前半までに勉強を効率よく進める生活リズムを整えることが大切です。

早稲田アカデミーの特徴は

サピックスに比べて競争心をはぐくむばかりではなく、「基礎をしっかりと定着」させて普通の子を志望校に合格させるというのが早稲田アカデミーです。

上位層はどんどん伸ばし、中~下層の子も少しでも上に上がれるようしっかりフォローしてもらえる数少ない塾です。

ただ基礎を固めるためにたくさんの宿題が出るので、効率の悪い子やスピードの遅い子は宿題をこなすだけで大変になってしまうこともあります

早稲田アカデミーは関東にたくさん教室のある中学受験専門の塾で、テキストに四谷大塚の予習シリーズとオリジナルのテキストの2つを導入してます。

早稲田アカデミーの評判
  • 入塾テストは簡単で基本問題ができればOK
  • SSクラス入室テストはとても難しい(模試でレベルをクリアすれば入れる)
  • クラスごとにレベルの違う授業
  • 予習シリーズとオリジナルテキストの2つを進めていく
  • 宿題は膨大な量
  • 丸暗記学習になりがち
  • 第1志望合格にこだわった学習
  • 親の負担はそこそこ、宿題の管理はしやすい
  • 公立中高一貫校コースがある

かなりハードなスケジュールで進んでいく早稲田アカデミー。

問題をこなすだけの学習にならないよう、理解を深めることも大切で、このカリキュラムについていけたら第1志望難関校への合格も確実です

  • 指導学年・・・1年生~6年生
  • レベル・・・難関校・公立中高一貫校
  • 特徴・・・普通の子を上に引き上げる学習スタイル、量をこなすスタイル

料金は他塾に比べると少し高めですが、保護者へのサポートが手厚いのが特徴です。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約51.5万円/年
  • 5年生・・・約78万円/年
  • 6年生・・・約145万円/年

サピックス

サピックスも宿題の多い塾として有名です。

サピックスはレベル分けされたクラスにかかわらず、上位の子に合わせた一律の宿題が出る塾なので、家庭での宿題の取捨選択が大事だとよく言われています。

またこの宿題についていけないと御三家は厳しいという認識もあって、サピックスに通いながらサピックスで上位を取るための塾に通っている子も多いです。

サピックスは先生が宿題のチェックはしないので、自分で時間を調整しながら勉強をすることもできます。

漢字の書き取りや社会の暗記を何度も何度もノートに書くような宿題は出ないので、暗記は自分の得意なやり方で学習できるところはちょっと楽なポイントかもしれません。

とはいえ、膨大なプリントの宿題が出されます。

宿題の取捨選択の悩みが多いのがサピックスの特徴です。

御三家と呼ばれる最難関校への合格率がすさまじく高く、躍進を続けているサピックス。

上を目指す家庭に大人気です。

サピックスの評判
  • 入塾テストは1回3,000円でとても難しい
  • 膨大な量のプリントをこなしながら知識を身に付けていく
  • プリントの進め具合を親もみる必要がある
  • 自頭のいい子がそろっている
  • 上位20%に合わせた授業
  • どのクラスも同じレベルの授業
  • 授業についていければ最難関と呼ばれる御三家に合格確実
  • 授業についていけなければ悲惨なことに

親があまり受験勉強を見てあげる時間が取れない場合はサピックスはお勧めできません。

  • 指導学年・・・1年生~6年生
  • レベル・・・中堅~難関校
  • 特徴・・・復習重視でハイスピード、量をこなすスタイル

またサピックスは授業料が少し高い傾向にあります。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約58万円/年
  • 5年生・・・約73万円/年
  • 6年生・・・約134万円/年

難関校や最難関校へ合格するならサピックスと関東では言われていて、サピックスへ通っている子供は賢いと言われます。

そのため、サピックスへの入塾を誇らしく思う保護者の方やお子さんも多い塾です。

とはいえ授業についていけなければ合格は勝ち取れませんし、ついていけなくなる子が多い塾としても有名です。

全教室で6,000人もの生徒がいるとされていますが、その中でも上位校の合格を勝ち取れるのはほんの数%。

塾のネームバリューだけに踊らされることの内容にしっかり見極めていきたいですね。

日能研

日能研は一番上の難関校クラスは宿題が多いと言われていますが、そのほかのクラスはそんなに多いというほど多くはなく、こなせない量ではありません。

宿題が少ない日能研ではありますが、毎週行われるカリキュラムテスト(通称カリテ)の勉強がとても大変で、カリテの勉強があるから復習ができないと悩むおうちが多いです。

カリテの勉強をするために丸暗記してしまい、模試で点数が取れないし、長期記憶にも残っていない。

じゃあ前のところを復習しようと思ったらまた次のカリテがやってくるから時間が取れないという悪循環に陥りがちです。

宿題はないけど毎週あるテストのための勉強が忙しい塾です。

日能研の評判
  • 入室テストに比較的受かりやすい
  • 難関校から下位校まで合格者がまんべんなく多数
  • 親の関わりはそこまで求められていない
  • クラスごとにレベル別の授業
  • 暗記に頼った学習をすると週末のテストでは点数が取れるのに模試で点数が取れないという悩みが出やすい
  • 選択式の授業なのでどれを選ぶかが難しく、選びすぎると家庭学習時間の減少になり成績に結び付かないこともある
  • テキストも分厚く志望校によって取捨選択が必要
  • 難関校以上を目指す人は早く上のクラスに上がれるように頑張る必要がある

日能研には上位層から下位層までの生徒さんがいるので、難関校を目指すなら小さいうちから上位のクラスを目指します。

下位のクラスに定着してしまうと上位に上がるのが難しくなるため、もし数か月単位で下位のクラスにいるなら早めの対策が必要です。

  • 指導学年・・・1年生~6年生
  • レベル・・・中堅~難関校
  • 特徴・・・中堅中学への合格実績が高い

料金は選択する授業の数によっても変わってきます。

日能研ではこの料金以上にかかるお金は少ないので、比較的良心的な価格です。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約45万円/年
  • 5年生・・・約65万円/年
  • 6年生・・・約119万円/年

子どもに無理をさせないので競争心旺盛な子は物足りないかもしれませんが、あまり競争が好きではない子は日能研は居心地がいいのではないでしょうか。

四谷大塚

四谷大塚は宿題は少ないですが予習の必要な塾で、状況によっては一番時間がかかることもあります。

四谷大塚の授業は予習をしてきて、一部を授業で解説し、宿題で復習をするスタイル。

予習をしなくてはいけないのでテキストを読んで分からなければ親が解説したりWEB授業を見るなどの時間が必要です。

そうこうしているうちに時間がどんどん経って、もうこんな時間、まだ予習が終わっていない・・・となることも。

家での時間の管理がとても重要な塾です。

四谷大塚の評判
  • 入室テストはとても難しい
  • 難関校から中堅校に合格者が多数
  • 他塾と違って予習ありきなので親の関わりが十分に必要
  • 復習に重きを置いていないので週末テストまでの勉強が大変
  • 四谷大塚と提携している塾ではその塾の先生の裁量によるところが大きい
  • クラスごとにレベル別の授業

はっきり言ってしまうと、ついてこられる子はかなり成績が上がりますが、ついていけない子は振り落とされがちです。

また親が勉強を見る時間があまり時間が取れない場合はおすすめしません。

途中入塾の場合は補講も行ってくれて、子どもに対しては良心的で優しいです。

  • 指導学年・・・1年生~6年生
  • レベル・・・中堅~難関校
  • 特徴・・・オンライン授業も展開されている、模試の精度が高い

料金は少し高めに設定されています。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約55万円/年
  • 5年生・・・約70万円/年
  • 6年生・・・約110万円/年

最難関~難関校への合格を目指しているので、合格圏内にいる子へのサポート体制やフォローは素晴らしいです。

宿題の多い中学受験塾ランキング 関西

次に関西の大手中学受験塾4社を宿題の多い順(私調べ)に並べていきます。

能開センター

能開センターは関西系の塾では珍しい予習重視の塾です。

予習して練習問題を解いて塾へ行って授業で習ってきて復習までが1セットで宿題です

子どもがまだ習っていない内容を学習して問題まで解いていかなくてはいけないので、宿題という名の予習に時間がかかる人が多くいます。

関西系の中学受験塾は、すべて塾にお任せくださいスタイルの多い中、能開センターは親の手助けが結構いる塾で、関東で言う四谷大塚のような進め方をしている印象です。

大阪南部の方で勢力が強く、難関校への合格率が高いことから人気ではありますが、この予習型の学習スタイルが珍しいので聞いてた中学受験と違うと感じる保護者の方も少数ですがいるようです。

能開センターは大阪では星光や清風南海中を目指す子はここがいいと言われている塾です。

能開センターの評判
  • 入室テストは難しい
  • 季節講習に入室テストは必要なく、講習の様子で入塾を許可されることもある
  • 難関校から下位校まで合格者がまんべんなく多数
  • 予習ありきの学習なので親の負担が大きい
  • オリジナルテキスト使用
  • クラスごとにレベル別の授業
  • 毎週の復習テストまでの勉強が大変
  • 大阪では星光や清風南海中への合格者が多く人気

大阪の南側では能開センターに通う子が多く、星光や清風南海中を目指すならココと言われています。

下位のクラスに定着してしまうと上位に上がるのが難しくなるため、もし数か月単位で下位のクラスにいるなら早めの対策が必要です。

  • 指導学年・・・3年生~6年生
  • レベル・・・中堅~難関校
  • 特徴・・・大阪で人気、最難関、難関校への合格実績

料金は浜学園や馬渕教室に比べるとお安い値段となっていて、比較的通いやすいです。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約20万円/年
  • 5年生・・・約33万円/年
  • 6年生・・・約33万円/年

親の負担は大きいですがお値段がリーズナブルなのは嬉しいところ。

所属クラスによっては最難関の灘中へも合格できるコスパのいい塾です。

希学園

希学園は宿題は多いですが、授業後の自習室で宿題を終わらせることができれば家に帰ってやる宿題はなく、予習や復習、テスト勉強に充てられるのでそんなに負担に感じることはありません

でも宿題を自習室で終わらせることができなくて、家に持って帰ってやる子は、宿題が大変になります

宿題プリントの範囲から確認テストも出題されるので、分からない問題はきちんと確認して定着させていくリズムを生活習慣に組み込むことができれば授業について行くことができます。

希学園はエリートを育成する塾とうたっているだけあって、入塾テストも難しく、宿題も多く、内容のレベルも高いです。

その割には自習室で先生方がフォローを入れてくださるので、思ったほど保護者の負担がないなと感じる方もいるようです。

希学園の評判
  • 入塾テストは難しい
  • 高い合格率
  • クラスごとにレベルの違う授業
  • オリジナルテキスト使用
  • 熱心な指導
  • 自習室を活用すれば宿題は自習室で終わる
  • 親の負担が少ない

体育会系で熱血なイメージですが、先生方は優しくフォローもしっかりしています。

合格率が高いので、希望する方も多いですが入塾テストが難しくなかなか入室できません。

灘を目指す人は浜学園と希学園と馬渕教室を候補に挙げていると思います。

家からの距離がどちらも同じくらいだった場合はどちらにするか悩む方も多いです。

  • 指導学年・・・1年生~6年生
  • レベル・・・難関校
  • 特徴・・・熱血指導でエリートの育成をかかげている

料金も高いと言われていますが、本当にとても高いです。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約120万円/年
  • 5年生・・・約140万円/年
  • 6年生・・・約165万円/年

これまでに出てきた塾の中でも最高値。

保護者の負担があまりないというところが、料金に反映されているのでしょうか。

通っている方の口コミでは希学園はかなり良いという評判が多いです。

灘を目指すなら希学園も有力候補の1つです。

浜学園

浜学園の宿題は多いという人とそんなに多くないという人とに分かれます。

浜学園の宿題はクラス別に内容が違います。

ハイレベルの子はハイレベルの問題を、下のクラスの子はレベルに適した問題を解いてくるようにと宿題が出ます。

でも下のクラスの子にもハイレベルのクラスの子の解く問題は配られているので、やろうと思えば問題を解いてみることはできますし、上のクラスに上がりたい子は自主的にハイレベルの問題に取り組んでいる子も多いです。

浜学園の先生は「宿題のプリントは2回やりましょう。1回目は解く時間は1問10分までと決めてどんどん解いていく。2回目は先週のプリントのできなかったところをもう一度やってみましょう。」と言います。

これが理想の形で、ついていける子は1回目の間違いの数も分からない問題も少ないので2回できます。

でもちょっとついて行けないなと思う子は2回やるのは結構厳しいです。

またおうちの方が中学受験を経験されていたり、今受験勉強中のお子さんが2人目、3人目だったりすると、宿題にかかる時間もかなり少なくなるようです。

これは中学受験経験があるかどうかで課題の時間配分や問題の取捨選択が楽にできること、子どもが分からない問題にすぐにいい感じのヒントを出せることが関係していると思われます。

浜学園の宿題は決して多くないですが、やり方によっては時間がかかってしまいます。

浜学園は灘中学校を目指すならココと言われる名門塾で、2022年の灘中合格者数も1位でした。

名門塾の割に手厚いのが浜学園の特徴ではありますが、6年生になるとかなり忙しく負担を感じる子もいるようです。

浜学園の評判
  • 入塾テストは難しい
  • クラスごとにレベルの違う授業
  • オリジナルテキスト使用
  • 休んだところはWeb授業やまとめプリントで補完させてくれる
  • 担任やお世話かかり(相談員)がつく
  • 親の負担は多い

復習型の授業と呼ばれる方式を採用しており、復習を大切にしています。

分からないところや休んだところをWEB授業で補えるのが特徴です。

WEBのみの受講もできますが、難関校を目指すなら土曜だけでも校舎に通塾することがおすすめされています。

  • 指導学年・・・1年生~6年生
  • レベル・・・中堅~難関校
  • 特徴・・・復習重視のスタイルで学年が上がるにつれて負担が増えていくスタイル 灘中合格に特化している

料金も少し高めです。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約53万円/年
  • 5年生・・・約110万円/年
  • 6年生・・・約160万円/年

浜学園は料金も少し高く、親の負担もあって勉強も大変なんですが、灘中を目指すなら浜学園に通って授業についていけていれば合格の可能性は高くなります。

関西で灘中と言えばもう名門中の名門ですから、何が何でも灘に入れたい!!と思う方は浜学園を選ぶと良いでしょう。

比較する上で資料を取り寄せて見比べてみると、ネットの情報以上の情報が得られて実情も分かりやすくなります。

また浜学園かもう1校かで悩んでいるときは、それぞれ無料の体験授業を受けてみてお子さんに決めてもらう方法をとる人も多いです。

浜学園の資料請求や体験授業はこちらから⇒灘中合格者数17年連続日本一達成!中学受験専門塾【浜学園】

馬渕教室

馬渕教室は宿題が多いと言われているのは高校受験向けの中学生のクラスでよく目にします。

中学受験向けの小学生のクラスでは宿題は多いですが塾でやってくるので家庭での負担はあまりありません。

ですが、「できるまで帰れない」授業スタイルなので、分からない問題があると自習室でずっと問題が解けるまで家に帰ることができません。

そうなると自然と拘束時間が長くなってしまうので、家に帰ってやる予定の復習やテスト勉強の時間が短くなってしまう悩みが出てきます。

とはいえ、自習室で先生にみっちり教えてもらった問題は解けるようになるので、その分、成績はあがります。

馬渕教室は面倒見が良いと言われることが多く、上位層じゃなくてもこうやって面倒を見てもらえるので成績も上がりやすいという噂もあります。

でもなかなか帰れないことが負担になったり、家で勉強する時間が無いままに過ごしてしまう生活スタイルになると、成績が上がりにくくなってしまうのでおうちの方の時間管理が大切です。

馬渕教室は比較的新しくできた中学受験塾ですが、灘中をはじめとする難関校にかなりの合格率を出していて人気があります。

馬渕教室の評判
  • 入塾テストは難しい
  • 高い合格率
  • クラスごとにレベルの違う授業
  • できない子に対するフォローが手厚い
  • 宿題が多い
  • 関西の塾にしては親の負担も大きい

馬渕教室は親との連携をしっかり図ってくれる塾ですが、できない問題があるとできるまで帰れません。

先生が最後まで責任をもって見てくれるメリットはありますが、毎回残されてしまうと宿題の時間も足りなくなって親子で苦しくなってしまうこともあります。

  • 指導学年・・・2年生~6年生
  • レベル・・・難関校
  • 特徴・・・第1志望にこだわる圧倒的な実績

料金は全国的にみると高いですが、関西の中では安い方です。

年間でかかる料金
  • 4年生・・・約80万円/年
  • 5年生・・・約100万円/年
  • 6年生・・・約130万円/年

馬渕教室の講習などの料金の詳細がちょっと分からないのですが、実際通ってみるとこのくらいかかると思われます。

まじめにコツコツできる子や明るく元気な子は馬渕が向いていると言われていますが、実際にはとてもたくさんの生徒が通っているので、そのクラスごとの雰囲気によると言えます。

馬渕教室の資料請求はこちらから⇒馬渕教室資料請求

宿題が多い塾は中学受験で難関校への合格率が高い

宿題が多いと言われている塾は大手中学受験塾の難関校への合格率が高い塾ばかりです。

というのも、難関校を狙う中学受験の宿題は小学校の宿題と比べると3倍以上あると言ってもいいからです。

通常小学校では「学年×10+10分」の学習が適正な勉強時間だと言われます。

小学校で言われる学習時間

「学年×10+10分」

  • 4年生・・・50分
  • 5年生・・・60分
  • 6年生・・・70分

しかし、中学受験塾では1教科につき、学年×10分の学習量が適していると言われています。

中学受験で言われる学習時間

1教科につき学年×10分

  • 4年生・・・40分×4教科=160分
  • 5年生・・・50分×4教科=200分
  • 6年生・・・60分×4教科=240分

6年生になると自宅学習の時間が1日4時間必要なんですね。

これはかなり頑張らないとできない量だというのはもう一目瞭然。

平日は塾がありますし、10時頃帰ってきて勉強したとしても1時間~2時間が限界。

となると、休日や塾のない日にそれを補う形で学習することになります。

この学習量を宿題という形で出されるので大変なんです。

もしかするとこんなに勉強したことない!というおうちの方もいるかもしれません。

でも難関校に合格しようと思ったら小学生とはいえ、ここまでの努力が必要・・・ということ。

ほんとうに大変なことですよね。

親と一緒に勉強する時間が長い塾

親と一緒に勉強する時間が長い塾は、予習が必要な塾は時間が長くなりがちです。

  • 四谷大塚
  • 能開センター

この2つの塾は予習ありきの塾のため、親も一生懸命一緒にweb授業やスタサプなどを用いて勉強しています。

また復習型の塾でも時間の管理、学習計画の管理は難関校を狙えば狙うほど必要になってきます。

  • サピックス
  • 早稲田アカデミー
  • 日能研
  • 浜学園
  • 馬渕教室

これらの塾はテスト勉強や復習に割く時間、問題の取捨選択などを親が管理します。

予習型の塾と比べると勉強を1から教えるといことはありませんが、

できない問題を一緒に考えたり、web授業を探したり、テスト勉強のための問題を選んだり何をするかを考えたりとサポートは必須です。

希学園は親のサポートが比較的少なくてすむと言われていますが、宿題の量は多く、家でどんな学習をするかで成績の伸びが変わってきます。

どこの塾に行っても親が関わらずに済むことはありません。

これが中学受験は親と子の受験と言われるゆえんです。

もし親が関わらずに中学受験をさせる場合は、親身になってみてくれる(毎日通って勉強を見てもらえるような)個別指導塾に行ったり、毎日みてもらえる家庭教師をつける方法をとることで対応している人もいます。

家庭教師や個別の塾へ行かせたとしても、親が関わらない場合は子どもがよっぽどしっかりしていて、家で個別指導の先生や家庭教師の先生に言われた宿題を一人でもちゃんと最後までやり遂げる子じゃないと難関校への合格は難しいです。

宿題の多い塾でもお子さんに合っていれば通塾を考えて

宿題の多い塾だったとしても、塾の雰囲気ややり方がお子さんに合っていればその塾を選ぶべきです。

難関校に合格するためにはいずれにしてもたくさん勉強をしなくては受かりません。

勉強の方法が週末テストの勉強なのか、テキストの復習なのか、宿題として出されるプリントなのかの差でしかないのです。

たしかに出された宿題を先生がきっちりチェックするとなると、絶対にやっていかなくてはいけないし、どうにかして形にしなくてはいけません。

でも、宿題があまり出ない塾だからと言ってテスト勉強の手を抜いたり、予習や復習を眠いからと言ってやらなかったらどうなるでしょうか。

そう考えるとどんな塾に行っても勉強しなくてはいけないのは同じなので、それなら宿題として出されていた方が、自分に対する甘えに負けなくていいのかもしれません。

こういった部分も含めて、ぜひ体験入塾にいくつか参加して、合う塾、合わない塾を判断していってくださいね。

4年生から入塾したとしても3年という長い年月通うところですから、失敗しない選び方ができたらいいですね。

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