中学受験のために仕事を辞めるという話はよく耳にすると思います。
今のご時世、中学受験のために仕事を辞める人なんていないとネットなどではよく言われていますけど、
いざ子供の中学受験に向き合ってみると共働きがいかに大変か・・・。
今でこそ、ネットでの学校体験や学校説明会もありますが、それでも土日に開かれることは少なくて平日の時間を調整して行かなく手はいけないですし
それよりも平日の勉強が。
子供の成績が。
送迎が。
ご飯が。
全てがもう限界を迎えようとしている家庭だって多いんですよね。
どこの家でも父親が中学受験のために仕事を辞めようか・・・なんて考える人は本当に少なくて、どっちかには矢面に立っている母親の方が悩むケースが多いんです。
中学受験のために仕事を辞めることについて考えてみましょう。
中学受験で仕事を辞めると成績は上がる?
中学受験のためにお母さんが仕事を辞めると成績は上がるのでしょうか?
お子さんは家でちゃんと勉強をするようになるのでしょうか。
それはNOだと思います。
おうちで専業主婦をしている方がいますが、そこのおねえちゃんは中学受験もすれすれでぎりぎり受かったのは受かったんですが、中学校ではいつも最下位近辺をうろうろしていて、いつも悩んでいます。
でもそこの妹さんは出来が良くて、中学受験もほぼトップの成績で合格。
中学でも10番以内で意気揚々としています。
同じおうちの同じ専業主婦の方が育てても、やっぱり本人次第というところはあるんですよね。
とはいえ、「私のサポートが足りないから・・・」「仕事でイライラしてると落ち着いてみてあげれない・・・」「専業主婦のあのグループの子たちは成績が良いな・・・」など
思うことは沢山ありますよね。
たしかに2人とものフルタイム共働きは中学受験にはきついかなとは思います。
スポンサーリンク共働きワーママは中学受験に不利?
共働きワーママは、たしかにサポート面では中学受験に不利かもしれません。
でも経済面で言うと、どちらかには有利です。
専業主婦で中学受験をさせようと言うおうちは、旦那さんがよく稼いできてくれているのだとは思いますが、そうじゃない人も含まれていると思うんです。
見えないところで節約をして、我慢をして、自分のためのお金は一切削って家に閉じこもり、ポイントサイトを徘徊して一生懸命ポイントをためているかもしれません。
それを考えると共働きというのは経済的な制約が少ない分、中学受験には向いているし、中学入学後も何も戸惑うことなくいろんなものにお金を使ってあげられるし
塾も行かせてあげられるので、絶対的に有利なんです。
ただ、中学受験におけるサポート面が・・・というのはどうしても付きまとってしまうんですよね。
中学受験と仕事を両立する方法
中学受験と仕事を両立するなら旦那さんとの協力が不可欠になりますが、それがどうしてもできない場合もありますよね。
私は、共働きならではの経済力に物を言わせて、塾のための塾へ通うことをおすすめします。
プリントの整理やそういった物理的なことはどうしようもないんですが、勉強面のサポートで悩んでいるのなら、この時期だけと割り切って個別指導塾や家庭教師を考えてみてください。
個別指導塾も厳選すれば中学受験塾が無い日すべて行ったとしても、月4万円~5万円で行けると思います。
またオンライン家庭教師も、週1回90分の授業で月1万3000円くらいから見てもらえるので、週3回に増やしたとしても4万円くらいで見てもらえます。
(家に来てもらう家庭教師はオンラインの倍くらいのお値段がするところが多いです。)
手に職があって仕事を辞めてもいつでも復帰できる人は小学6年生の1年間、休職したりやめたりする選択肢もあると思いますが、
普通の会社員の場合は一度辞めてしまうとキャリアを捨てるのと同じことになってしまいますよね。
いろんな思いもあると思いますが、仕事を辞めると決める前に、いろいろと試行錯誤してみるのもいいのではないかなと思います。
もしよかったら、中学受験もサポートしてくれるオンライン家庭教師を3つほどご紹介していますので、良さそうだなと思うところの体験でも受けてみてください。
お子さんの家庭学習のサポートをしっかりしてもらえれば、少し、負担が軽くなるかもしれません。
スポンサーリンク中学受験に専業主婦は有利かもしれないが仕事を辞める前に一呼吸おいて
中学受験合格のために専業主婦が有利というのは今も昔も変わっていません。
むしろ中学受験を経験している専業主婦ほど強いものはありません。
でも、勉強を教える、伴走するのは全部母親じゃなければならないことはないんです。
個別指導をしてくれる先生を探して、半分を担ってもらうだけでも心が軽くなるし、子どもも言うことを聞きやすいのでストレスも半分になると思います。
このご時世、仕事も大切です。
いろいろと考えた末の結論が、仕事を辞めるということになって前向きに行けるなら良いですが、子どものために辞めなきゃ・・・と辞めて後悔することのないように
他の人に頼る方法も模索してみてくださいね。