ゆるい中学受験で合格できる中高一貫校も、メリットとデメリットを知らなくては中学受験をするかしないか決め手に欠けますよね。
よく言われている中高一貫校のメリットは大学受験に有利になるとか、6年間同じ環境ですごせていじめが少ないなどです。
こういった多くの意見は中高一貫校の中でも難関校に位置する学校を例に言われることが多いのですが、私がおすすめしているゆるい中学受験で中高一貫校に進むとどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
この記事ではゆるい中学受験を迷っている方へ、中高一貫校のメリットとデメリットについてご紹介していきます。
Contents
中高一貫校のメリット
ゆるい中学受験を経て入学する中高一貫校のメリットで私が上げたいのは
- 地元中学のお友達と離れられる
- 副教科を気にしなくていい
- 成績上位なら中高一貫校ならではの留学などの体験ができる
ことです。
地元中学のお友達と離れられる
我が家の子の通っていた小学校は学級崩壊がはなはだしいクラスでした。
授業中に立ち歩く子が1人2人いる、というのなら少々発達障害なのかな?と見過ごせばよかったわけなんですが
- 先生をおちょくる
- 説明の途中に塾で習っているからと答えを全部言っていく
- 私語がやまなくてずっとうるさい
- 先生に口答えをして授業をつぶす
- 授業中に家から持ってきた段ボールなどで工作をする
などなど、ここには書ききれないくらいの先生への反抗を実行する子が多くいました。
そのため、こんなクラス嫌だと言って学校が楽しくないという子も多かったんです。
こんな環境で中学へ進んだらどうなるのか。
中学の様子を上の子がいるお母さんに聞くと、中学は中学でひどいよと。
でも本当にひどい子は学校に来なくなるから今よりはまし。
関わらないようにすればいいし、進学校に行きたければ進学塾に通えばいい。
学校では部活や提出物を頑張って内申点を取ることに集中する、逆に言うとひどい子がたくさんいればいるほど、普通にしていれば評価が高くなるから・・・
と。
まあ確かにそうなんです。
人は人、私は私で過ごせる子ならそれでいいと思います。
でも性格的に他の子が気になってずっと腹が立ったり、嫌気がさして学校自体が嫌になってしまうようなら中学受験をして別の学校に行けば、そういった子たちとは離れることができます。
子どものストレスが減って楽しそうに学校に行ってくれればそれだけで安心ですよね。
副教科を気にしなくていい
公立中学では数英国理社の5教科に加え、体育・音楽・美術・技術家庭の副教科と呼ばれる4教科もいい成績を取らなくては進学校への進学が阻まれてしまいます。
勉強の方は問題ないけど体育が・・・とか、美術が壊滅的で・・・という人もいますよね。
勉強はオール5取れるのに副教科で点数を落としていい学校に入れないというのは、ちょっと残念ですしチャンスを失ってしまっているようにも思えて仕方ありませんよね。
中高一貫校に入ってしまえば副教科の成績を気にすることなく中学校生活が送れますし、その後に続く大学受験で副教科は必要ありませんから、変な劣等感を抱くことなく中高と過ごすことができます。
成績上位なら中高一貫校ならではの留学などの体験ができる
これは学校によって様々ですが、成績上位者には海外の姉妹校から留学(ホームステイ)の募集が来てるけどどうする?とか、〇〇の講演会があるけど参加してみる?など、声がかかることがあります。
これは成績上位者だけが知っている特典で、上位じゃない子は存在すら知らないこともありますが
特に私立ではこういった優遇措置が多く存在しています。
無理をしない中学受験をして成績上位を維持し、こういった特典を受ければたくさんの経験ができて視野が広がります。
スポンサーリンク中高一貫校のデメリット
一方、中高一貫校のデメリットは
- 地元中学のお友達と離れることになる
- 世間とちょっと感覚がずれる
こんなところかなと思います。
地元中学のお友達と離れることになる
先ほどのメリットと同じような理由になりますが、小学校で仲良しだった子と学校が離れることになるので幼馴染で仲良くしていたとしても、友人関係が希薄になってしまいます。
もし行った先の中学校でなかなかお友達ができなくて悩んでしまったら、中学受験なんてしなければよかった・・・と思うことになるかもしれません。
私の友人にもそう思ってしまった子がいました。
その子は小6の秋に親御さんが中学受験をさせようと突然決めて、オープンスクールにも行っていない、なぜ自分が中学受験をするのかもさっぱり分かっていない、みんなと同じ学校でいいんだけど・・・と言いながら私立に進学した子でした。
親に無理やり行かされたことが嫌すぎて反抗しているうちに、お友達ができなかったというパターンです。
やはり本人も納得した形で進学しないとスタートからくじけてしまうことになるので、親子でのすり合わせはとても大事です。
世間と感覚がずれる
世間とと書くと世間って何?という話になるのでちょっと言葉選びが悪いかもしれませんが、例を挙げてみると
- 多くの子が自転車で行くところを自家用車で送ってもらう
- お小遣いの額がみんなより多い
- ご飯がマックじゃなくて焼肉
など、お金の面に関して結構使う子が多いという側面があります。
私立公立に限らず、中学受験をさせているおうちはそこそこ裕福なおうちが多いので、子どもが生活に困らないようにとお友達と遊ぶのに寂しい思いをしない額は渡しているおうちが多いです。
地元の中学に行くといろんなおうちの子がいるということを見て知ることになりますが、中高一貫校は生活レベルも似通ってくるので感覚がずれて、社会に出た時に「世間知らず」と思われてしまうこともあります。
スポンサーリンクゆるい中学受験をするしないの決め手
ゆるい中学受験をするしないの決め手はやはり
- 小学校の友人関係に満足しているか?
- 副教科がそこそこできるかどうか?
この2つになってきます。
また将来の進路を考えて中学受験を選ぶ方もいると思います。
習い事を頑張りたいから学校を休むことが増えたり、1年間バレエなどで留学しようかなと考えている場合は、私立を選んだ方がスムーズに手続きしてもらえますし帰国後の受け入れも暖かく受け入れてもらえます。
単に大学受験を見据えて中学受験をするなら難関校を狙いたいと思いますが、それ以外の気持ちがあったり大学受験は東大を目指したい!というのでなければ
お子さんの過ごす環境を考えたゆるい中学受験も良いのではないかと思います。
中学受験塾ってどんなところ?
ゆるく中学受験をすると決めたら、中学受験のための勉強を始めなくてはいけません。
目指す学校のレベルをどうするか?それによって学習の仕方が変わってきます。
難関校も視野に入れたい場合
もしせっかく受験するなら難関校やそれに準ずる学校も視野に入れたいという場合は、大手進学塾や難関校受験に特化した個別指導塾が必要になります。
難関校に合格できるようになるための進学塾は、学校では教えてくれない中学受験でしか学ばない内容を教えてくれる塾です。
国語や理科、社会は中学校で学習する内容を網羅します。
算数は公務委員試験のような頭を使う問題や、方程式を使わない方程式の解き方を習います。
これは大学受験の時に応用力として発揮することができ、こういった部分は中学受験をしていない子よりも多くの解法を身に付けられるのでメリットとはなるのですが
小学生にとっては難しい問題が多いので、ちゃんとできるようになろうとするなら親子で必死にくらいついていくことになります。
難関校を目指す中学受験は多くの子が小4になる前の小3の2月からスタートします。
中学受験のことが分からない。。。という方は、まずは塾の資料請求をしてみてください。
説明会に参加するのもいいでしょう。
大手学習塾はテストをして合格した人しか入れませんから、勧誘の電話がしつこくかかってくることもありませんし
資料を請求したのに入塾しないな~なんて思われることも一切ありません。
中学受験ってどんなんだろう?と思ったら塾の資料を請求して、中学受験の塾とは?を知ってみてください。
関西で大手の浜塾の資料が難関校を目指すメソッドが書いてあってちょうどいいので、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
資料請求はこちらから→灘中合格者数17年連続日本一達成!中学受験専門塾【浜学園】
またz会で資料請求をすると「難関中学を目指すなら知っておくべき7つの極意」という冊子がもらえます。
中学受験について全く知らない・・・という方は、z会の冊子も読んでみると分かりやすいですよ。→Z会の通信教育 資料請求はこちら
ゆるい中学受験の場合
難関校は狙わずゆるい中学受験をしようと思われる場合は、集団塾なら大手学習塾の中でもさまざまな偏差値に対応してくれている塾も検討してみてください。
日能研は難関校合格者も多数輩出していますが、基本クラスもあってゆるい中学受験をする子も受け入れてくれています。
先ほど紹介した浜塾などは関西で有名な灘中学校を目指す難関校受験の塾ですが、そうではない塾もたくさんあるので、地域で有名な塾を調べてみてください。
また個別指導塾でもゆるい中学受験を見てくれる塾があります。
Z会にも中学受験の講座がありますが、Z会は難しすぎるのでゆるい中学受験には向いていません。
ただ、中学受験について知りたいならいろんな情報が書いてある冊子がもらえますので、資料請求をして読んでみてくださいね。→Z会の通信教育 資料請求はこちら
やはり中学受験をするなら中学受験塾とはどんなところか?を知ることからスタートした方がいいです。
またご自身に中学受験の経験があっても、今の受験と昔の受験は大きく変わっていますから、ちゃんと中学受験塾についていくつか調べて、自分たちの要望に合った形で指導してくれるところを探してみてくださいね。
まずは中学受験塾大手の浜学園の資料を読んで、中学受験とはどんな世界なのか?について知ってみてくださいね。
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